新薬史観

地雷カプお断り

スクスタ20章へのお気持ち表明

この記事はスクスタメインストーリー20章について書いている。

ネタバレをめちゃくちゃ含むので、まだ読んでない方は先入観を持ちたくない方は読まないほうが良い。ストーリーを読む気がないけど、スクスタで何が起こっているのか気になるとか、同じようにストーリーを読んだ上で「これってどうなの?」と考えたい人は読んでくれると嬉しい。

ただ、20章が好きな人と、読んでないけど他人の感想を読んで本編を読んだ気になって批判したい人は絶対に読まないでほしい。

まず第一に、世論に流されず、一次ソースを参照して、自分の意見を持ってください。

自分は20章を自分の目で読んで、その上で「クソ」だと確信している。 

 

というわけで、ネタバレ踏みたくない方はブラウザバックお願いします。

以下オタクの落書き。

 

さて、今回書くのは、スクスタのメインストーリー2ndシーズンにおいて、何が良く、何が悪かったのかという問題整理である。

おおまかに、20章で批判されている内容を大きく分けて、それぞれについて自分のお気持ちを表明したい。

  

①「ランジュ・ミアの参入が気に入らない」という意見について

まず書かなければならないのは、鐘嵐珠(ショウランジュ)の存在と言動だろう。

ランジュは資産、権力、才能、設備環境など全てを有しており、いわゆるパーフェクトな存在として描かれている。こういうキャラ自体はアイドルアニメではテンプレ化しており、簡単に思いつくものに「アイカツスターズ!」のエルザ・フォルテ、似たような設定のキャラに「ラブライブ!」無印の綺羅ツバサがいる。

エルザなんて「パーフェクト・エルザ」とも呼ばれ、気に入った学生を自分の学園に引き抜こうとするなど、かなりランジュと被っている部分がある。気になる人は調べてみると良いかもしれない。

ともかく、彼女たちはノブレスオブリージュを意識していて、自分たちが「持っている側の人間であること」を知っている。ゆえに、自分たちの環境についても満足しており、不自由な環境に置かれている「原石」を見ると、磨いてあげようという気になるのだ。

綺羅ツバサはまだとっつきやすかった印象があるため、ランジュと同列に並べるのは反感を買うだろうし、事実同じものではない。μ’sに対して積極的な引き抜きを行わなかった、という点でも大きく違う。

ここで整理したいのは、綺羅ツバサとランジュの間にある共通点である「プロとしての意識」である。先程ノブレスオブリージュと述べたが、似たようなものだと考えてもらって良い。

栞子もストーリー内で散々述べているが、ランジュに悪気は一切ないのである。ただ親切心で「本気でやりたいならウチの最高の環境を使ってもいいけど? ていうか、本気ならなんでウチの環境を使わないの?」ということを言っているのである。

プロ顔負けの最強設備、天才作曲家を有するスクールアイドル部と、素人集団である同好会。

要するに、2ndシーズンの問題提起は、プロとして活躍できる最高の環境で自分を磨くことが出来るのに、弱小の同好会が存在する意義があるのか、というものがまずひとつあり、これはラブライブ!無印でも描かれていた、最新鋭の設備を整えたUTXとボロい音ノ木坂学院との対比と同じ構造になっている。

このような対比によって、廃校寸前の音ノ木坂は、「音ノ木坂という学校が大好きな生徒がこんなにも居て、こんなにも多くの人たちが自分たちの夢を、みんなの夢とし、叶えようと協力してくれている」という解を導き出した。

UTXとは違う音ノ木坂の魅力とは、様々な人の想いがいっぱいに詰まった場所であり、みんなの想いを本当に叶えてくれそうな存在(μ's)がいるという事実である(個人的な解釈)。

では、虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会はどうだろうか。

同好会が同好会であるための魅力は、どこに、だれに、どのように備わっているのだろうか。

2ndシーズンは、そのような問題に向き合おうとしている。

そのようであるから、この「プロ」という概念を極限まで高めたランジュ・ミアの存在は、個人的にはかなり面白いと思う。よくやった、とすら言いたい。

なので、個人としてはこの2人の参入は否定しないし、肯定している

 

②「ギスギスのストーリーが嫌だ」という意見について

このような声をよく見かけた。

せっかくみんなで仲良くしている虹ヶ咲を、ギスギスさせてどうするんだ!とも。

だが、自分はこの点においては全く正反対だ。

寧ろ、ギスギスさせてくれて全然構わない。もっとやってくれても良い。

ちゃんとキャラ崩壊をさせないのなら。

キャラ崩壊については、③で語るとして、ギスギスすることの必要性を書きたい。

というのも、これは①にも通じる話で、虹ヶ咲を前に進ませるためには、必ず一度は立ち止まらせ、あるいは後退させるべきである。

「いやだ!俺はずっと同好会がいちゃついていれば満足なんだ!」というオタクは当然いるだろうし、流石に今回の話を見せられると、そう思う人間が出るのもおかしくはない。それくらい、2ndシーズンの印象はひどいものになっている(と個人的には思う)。

 

ただ、スクスタのメインストーリー自体の話の流れはちゃんとしていると考えている。

オタクはやたらと1stシーズンのシナリオを叩いているが、自分にとっては(栞子の加入の流れの雑さと面白くない日常回)以外は、しっかりしているように見える。

というのも、1stシーズン9~13章では、栞子による「部員同士で競い合い、何年も時間と労力をかけた末に、大会には決まった人数しか出ることができないという不合理な部活動を行う意義」についての問いが投げかけられている。

簡単に言えば、「部活動ってやる意味あるの?」という問題提起である。

その問いに対して、「部活動の意義は、結果ではなく過程で育まれる感情にある」という結論を導き、さらに結束した虹ヶ咲。この感情をもっとも誘発するのがスクールアイドルという存在であり、それに惹かれたからこそ、栞子も無益だと思っていた部活動に、自らの身を投じることを決意したのである。

導き出した結論としては、何らおかしなところはないし、自分は面白いと思っている。

14章からは、スクールアイドルフェスティバルを実現させるまでの過程を、あなたちゃんと歩夢の感情を織り交ぜて話を進めるとともに、その調整に奔走する栞子を描くことで、栞子の株上げは出来ていたし、加入までの下地も出来ていたと思う。

さらに背後では、ボランティアを通して「どうすれば人の心を動かすことが出来るか」という問題提起がなされ、ここでは答えとして、栞子が導き出した「人は機械ではない。正論をいくら振りかざしても、心を動かすことはできないのだ」「人の心を動かすには、感情が――心が大切なのですね」というものが用意されている。そして、それをもっとも人に伝えるものが、スクールアイドルだとも言われている。

個人的には、ここはめちゃくちゃうまいなと思っていて、9~13章で導き出された部活動の意義が「感情」で、14~17章で導き出された人の心を動かすものが「感情」で、栞子がスクールアイドルになることを決めた理由も、スクールアイドルの根源となる「感情」となっていて、すべての物語が「感情」とスクールアイドルを結びつけている。

まあ、スクールアイドルの部分はありとあらゆるスポーツに置き換え可能だと言うのは野暮だが、それでもスクールアイドルについての大きな流れは非常にうまいように思える。

 

勿論、1stシーズンが手放しに褒められるかと言えばそうではない。例えば、あなたちゃんが頑なに同好会のみんなから助けてもらおうとしないところは、シナリオを読んでいるものに苦痛を与えるし、自己肯定感があまりに低いところは、同じ精神構造を持つオタクとして同族嫌悪を覚える。また、栞子の加入の最も大きな引き金となった、姉・薫子との邂逅では、「それだけスクールアイドルが好きなら、絶対に自分のなかにスクールアイドルをやりたい気持ちがあるはず」という一連の言葉が、驚くほど「あなたちゃん」にも重なるのである。詳しく書けば、あなたちゃんと栞子は、スクールアイドルへの熱量、裏方への徹し具合、スクールアイドルに心を動かされている、という点ですべて共通しているのだが、お姉さんが指摘した点は、この3点のみである。つまり、ここであなたちゃんが「スクールアイドルを始めない理由」が描かれていない点で、栞子の加入に違和感を覚えるのである(プレイヤーキャラだから、というメタ的な視点は無しで)。

あとは日常回が絶望的につまらない。

個人的にはここらへんが気になるだけで、このように、大雑把に見れば、メインストーリーは面白いものになっていると思う。

話が逸れたが、要するに自分は、スクスタのシナリオ陣営は、「大雑把に見れば」面白い話を作れると思うのだ。

なので、多少のギスギスした話でも、きっと後で盛り返してはくれる。それは間違いないし、大雑把に見れば、この2ndシーズンも面白いものになるとは思う。

ここまで書いてきて、「なんだこいつ、スクスタのアンチじゃないのかよ」と思われるかも知れないが、自分はあくまでスクスタにDVを受けている側の人間であり、アンチではない。日常回のつまらなさに殴られながらも、1stシーズンがそれなりに面白かったから、仕方なく2ndシーズンを読んでいるに過ぎない。

そして、20章でも殴られた。

この打撃が、今までみたいに「おもんね~」と笑って流せるレベルのものならいい。ランダムキャラによる浅いイベストのつまらなさも、部活の先輩からの肩パンくらいの傷みで済んだ。結構痛いけど、文句を言って終わりレベルである。

ただ、今回の殴られ方は、これまでに無かったものだ。みぞおち、或いは顎をガツンとやられたようなショックがあった。警察、という単語が頭をよぎる。

全ての問題は、③が許せるかどうかの話である。

 

③「同好会の分裂が許せない、愛さんと果林さんの裏切りが許せない、しずくが抜けたのが許せない」という意見について

これまでの記事では何度も書いてきたが、自分にとって一番許せないのが「キャラの性格・設定改変」「理不尽なキャラsage」である。なので、正直そのラインを越えなければ、自分は何をしてもいいと思ってる。

20章否定派のなかには、②と被るが、「同好会が分裂するのが堪えられない!彼女たちはそんな子じゃない!」と怒っている人間がいる。

自分はそうではない、と考える。

個人的には、同好会は分裂しても良いし、消滅しても良い。ギスギスした展開は、話を面白くするためには必須だし、キャラは成長し、情報が更新される事に変わるのだから、そのような変化も受け入れなければならない。

「否定派はこれしきのギスギスも受け入れられないのかよ」という意見もあったが、それには同意である。「同好会が分裂する」という事実自体は、オタクは受け入れるべきである。

ただし、「分裂する理由がしっかりと明記されれば」の話である。

ここで、以下のように反論するオタクが殆どだろう。

 

「いやいや、しっかり理由は喋っているじゃん。愛さんは『単に練習がしたい』『スクールアイドルが好きな人ならみんな友達になりたい、全否定はしない主義』だから入った。果林さんは『同好会のみんなは大好きだけれど、なれ合うつもりはなく、互いに高め合いたい』『パフォーマンスが向上するから』入ったんでしょ」

 

文章として書かれている、という事実に対しては正しい。

確かに果林さんの「理由」には納得せざるを得ない部分がある。果林さんは読モとして並々ならぬ意識を持っているし、ダンスの技量に関しても自信があり、上昇志向が強いキャラだと考えている。同好会のみんなが大好きだけれど、互いに高め合うためのライバルでもある、という言葉は、果林さんのストイックさを表現できていると思うし、ここに関しては問題が無い。

しかしながら、愛さんの「理由」には、自分は納得することが出来ない。

これは愛さんのキャラの性格を、全く違うものに変えているとしか思えないのだ。この「思えない」というのは、あくまで自分の解釈である。だから、上記の理由がキャラ改変には繋がらないと考える人もいるかも知れないし、それが殆どかもしれない。

とにかく、まず自分が引っかかっている箇所を挙げる。

愛さんにとって大切なものは「友達」と「楽しいこと」であると自分は考えている。そして、愛さんは友達を増やす名人でもある。故に、ランジュと友達になるために部に入ったというのは、一見筋が通っているように見える。

しかしながら、そこには犠牲になっているメンバーの姿がある。自分たちが活動している裏で、同好会は監視委員会によって練習を妨害されている。

ここでオタクに聞きたいのは

新しい子1人と友達になりたいがために、既にいる友達よりも、更に深い関係にある7人が辛い目に遭っているのに、それを放置して友達作りに精を出すか

その状況は、愛さんにとって楽しいと言えるのか

という点である。

結論から言うが、恐らくこれに関しては答えが出ない。いろんな背景が描かれることで、どのようにも解釈されうるからだ。

例えば、大きくわけて以下2通りの流れがあるだろう。

○ランジュと友達になって、同好会のことを認めてもらうように話し合うのが目的だった(同好会のことが一番にある。自分が練習できるだけでなく、同好会みんなの楽しいをしっかり考えている)

○単に、ランジュと友達になりたいだけ(友達になりたいのが一番、自分が練習できて楽しい)(20章現在)

前者と後者の違いは、簡単に言って情報の有無である。「同好会のことを認めてもらうため」という言葉は、20章時点では一切出ていない。

この後に、付け足しの情報が出てくる可能性はある。

「今後に期待ですね!」と明るく言える人は、それを期待しているのかも知れない。

しかしながら、絆エピではおねーちゃんかあなたちゃんか、というくらいにあなたちゃんのことを好いている愛さんが、あなたちゃんと腹を割って会話する機会が与えられても、「同好会のため」という単語が出てこなかったのだ。

この後、愛さんが「同好会のため」という単語を吐露する機会は、自分には全くないように考える。「実はスパイで、同好会のためとは誰にも言えなくて」という可能性もあるにはあるが、「部に入るのは同好会のため」だと、同好会のみんなに隠すメリットがなさ過ぎる。強いて言うなら、ガチで部に入った果林ちゃんに向かうヘイトを、DDのよしみで分散させるという高度なテクニックを使ったかもしれないが、愛さんはそんな頭脳戦はしないだろう。隠し事はしないだろうし、思ったことはスッパリと言う。そういうオープンな人間だからみんなに好かれるのであって、それは逆に考えれば、「愛さんが言わないことは、愛さん自身全く考えていない」ということにもなる。

まだ分からない、分からないのだが、愛さんが「同好会のために」ランジュと友達になろうとしている線は、限りなく薄いように思う。

そして、もしその場合、愛さんは「性格改変」をされていることになり、それは自分が最も嫌いなことなのである。

キャラは人間と違い、いろんな機会にいろんな手段で逢い、話し合い、多角的に人物像を作り上げることが出来ない。自分たちが、今、この瞬間に、最も新しい愛さんに逢うためには、スクスタ20章しか接点がないのだ。なかでもスクスタは、虹ヶ咲のためにつくられた、一番影響力のある媒体と言っても過言ではない。アニメの話がもともと無かった虹ヶ咲にとって、スクスタこそが正史であり、そのつもりでシナリオも作られているはずなのだ。嫌なら読むなという反論は、「常に新しいキャラに触れたい、一番影響力のある、力強いキャラの話を読みたい」というオタクの感情を否定することになる(嫌なら黙ってアニメを見ろ、という話ではないのだ。分からん人には分からんと思うが)。

キャラだって成長する。しかし、愛さんで言うところの「友達が大事」「楽しいが一番」という魂の部分が歪められるのは非常に悔しいし、悲しいし、辛いものがある。もしそれが変わったというのなら、本当に「練習がしたいだけで、同好会のみんなを置いてけぼりにして、ランジュのところに行く」ようなキャラになったのなら、それ相応の理由付けが必要なのである。

 

何度でも繰り返すが、自分は同好会が分裂してもいいと思っている。

愛さんや果林さんが、部に移ったとしても何ら問題は無い。愛さんが、友達との繋がりを大事にするよりも、プロとしての技量を持つスクールアイドルになりたいと考えても一向に構わない。しかし、その理由は誰にとってもわかりやすく、明確に描かれる必要がある。

現在、愛さんが部に移った理由としては説明が不十分だし、ここで話を区切ってしまった以上、オタクが初見で「二人は同好会を裏切ったのか?」と少しでも思った記憶は消えないだろう。まだ話が続いているならいい。解決編がすぐに読めるなら、その印象も軽減されるだろうが、1ヶ月近くもロクに説明がないまま放置というのは、あまりにも愛さんが可哀想すぎる。

それに、まだ自分はこの点に関して文句がある。それは、見せ方の問題である。

事実として、愛さんと果林さんとしずくが抜けたし、恐らく「同好会を分裂させろ」というのは運営の要望だろう。ただ、どのタイミングでどのキャラが抜けるのかは、ライター陣に一任されていてもおかしくない事項で、それを踏まえると、きっともっとうまいやり方があったはずである。

例えば、20章の最後でしずくが部に入ることを決めたが、その話の流れは素直にうまいと思った。あれだけの状況で、うまくスクールアイドルの「かすみん」を崩さずに歌いきったかすみのシーンは心を打つし、しずくが悔しく思うのも無理がないと思う。

自分は、ああいう理由付けを果林と愛にもさせてほしかった。

20章を見て「しずくは裏切り者だ!」「株を下げた」などと言っている人間は、全くの理解力がない人間なので相手にしなくても良い。しずくがかすみに向ける想いは丁寧に描かれていて、理由もはっきりしている。これ以上描くのはあの尺では難しいと思う。

だから、一章ずつ「メンバーが抜けていく」展開にすれば良かったのにと思ってならない。現時点のように、開幕でDD推しをびっくりさせて、プレイする気をそがせるようなシナリオは、お世辞にもうまいとは思えない。

開幕で愛と果林に「裏切り者」という印象を持ち、その後読めなくなった人(実際に自分は本当に読むのが辛かった。見せ方がひどいから)にとって、愛と果林の物語が更新されることはない。そうなると、一番辛いのは誰かというと、読んだ人はもちろんそうだが、一番は変なレッテルを貼られるキャラの方である。

「裏切り者」というレッテルを貼られたキャラは、あくまでキャラであるため、何も反論することは出来ない。当然のことだが、この一方通行の情報伝達を考えると、オタクとキャラの意思疎通において、シナリオが唯一の交流の場であり、そのシナリオの質と見せ方こそが大事なのである。

あなたちゃんが海外留学をしている間に、愛さんと果林さんが抜けていた、という展開は、あまりに人の感情を置いてけぼりにしている。

これは1stシーズンで、栞子が学んだことをシナリオライター陣が全く活かせていないのである。

もう一度、よく読んで見て欲しい。

 

人は機械ではない。正論をいくら振りかざしても、心を動かすことはできないのだ」「人の心を動かすには、感情が――心が大切なのですね

 

「ちゃんと果林さんと愛さんの脱退理由は書かれている」じゃないのだ。それは正論であり、心を動かすことにはならない(キャラの行動を理解、同情することができない)。何も、「いま愛さんがお茶を呑んでいる理由は!?」とか、そんな揚げ足取りなことはしていないのだ。

同好会からの脱退、というのは、今までニジガクのみんなが大切に守ってきた場所から抜ける、ということであり、それは「みんなとの絆を裏切る行為」だと考えられても仕方がない。それだけの大きなアクションをしているのに、「ほら、後から説明したでしょ」で納得できるほど、機械のような合理性と思考力を、人間は持ち合わせてはいないのだ。納得できた人は、物語を俯瞰的に見ているのかも知れない。どちらが良い悪いとは言い切れないが、いずれにせよ、キャラの内部から心情を追うように読む自分のようなタイプの人間は、ここで必ず引っかかる。

とにかく、人の心理を理解できていないシナリオは、自分には「下手」に見える。虹ヶ咲は特に、今までのラブライブ!シリーズと違って、「個」を大切にしているのだ。キャラのみんなにとっての重大な決心を、1章かけて丁寧にやるくらいの意気込みでないと(そうしろと言っている訳ではない)、虹ヶ咲の良さが失われてしまうように思う。

キャラを大切にして欲しい。

自分が20章を「クソ」だと断言するのは、この部分が最も大きい。

 

④「ランジュの行動、妨害はやりすぎではないか」という意見について

この点については、非常に多くの人から指摘されているように思う。

監視委員会はやり過ぎだ、という意見について、自分も全面的に同意する。

これはランジュにとっても良くない。ランジュというパーフェクトなキャラが、ここまで露骨な欠陥(性格がクソというのは栞子のお墨付きだが)を晒さないで欲しい。

「天性のものを持っていて、自分の演技に絶対の自信を持っている。少し子供なので、他者への理解力がなく、自分が一番だと思っている」

という点。自分も地雷カプはカスで自カプが一番だと思っているので、耳に痛い話だが、少なくとも自分と違い、ランジュは誰もが認める才能と技術を持っているのだ。

それでいいじゃないか……。

冒頭で述べたアイカツスターズ!に出てくる「パーフェクト・エルザ」は、登場当初に反感を買い、かなりのオタクが視聴をやめたと聞くが、最後まで見ると非常に泣ける話になっていた。そんなエルザでさえ、「他の学校のアイドル活動を禁止する!」というような訳の分からないことはしてこなかった。あくまで実力で全員を潰す、それくらいの迫力があってこその「パーフェクト」である。

ランジュのように全てを持っているキャラが、「ああ、また同好会のネズミちゃんたちがしょうもない練習をしているのね」と流せなくてどうする。そこで「練習もさせないぞ!」となると、折角魅力的なキャラが台無しである。パーフェクトなキャラに絶対に必要な「王者の貫禄・余裕」が、ランジュには一切ない。これではただの、「強い小物」である。相手を潰そうとする理由は、同好会を恐れている、という結論にしかならない。同好会が力をつけてきて、ランジュも余裕がなくなり無視できなくなった2ndシーズンの途中からとかならともかく、始めから妨害をしてくるようでは、本当にランジュのキャラが分からなくなる。このままだと、本当に性格が悪いだけの人間になる。

ランジュをそんなキャラにしないで欲しい。

 

また、プロとしての説得力も怪しい部分がある。

「部は、一番完璧な人がセンターに立つステージ作りをしている」というのは果林の言葉だが、このステージを見ても本当にそう言えるだろうか。

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これがプロのステージだ!……本当に?

愛も果林も栞子も、同好会の時の衣装のままである。自分はプロのステージと言われれば声優のライブにしか行ったことがないオタクだが(声優のライブもプロのステージに間違いないだろう)、行った先のステージ設営はどれも丁寧で、まずライブとしての「コンセプト」があった。当然、そのコンセプトに沿った衣装、メイク、ダンスがあるわけで、パッと見ただけで「あ、これはあのときのライブだ」と分かる視覚的な特徴もステージにはある。

しかしながら、数多ものプロが集まったステージで、バックダンサーの衣装すら揃っていない(個を強調しているはずの虹ヶ咲の衣装で、バックダンサーを踊らせるランジュのプロ意識って何?)ステージに、そのような説得力が生まれるだろうか。あるいは、バックダンサーがこれほどまでに目立った衣装をしていても、自分に絶対に目が行くというランジュの自意識によるものなのだろうか。

「支配してあげる」という言葉は、割とそのようなイメージを膨らませるが、もし本当にそのような「支配」がコンセプトなら、めちゃくちゃ恐ろしいスクールアイドルだと思う。同好会を潰したという実績も助けて、いよいよ本当の悪者ではないか。

もちろん、このコンセプトについては、オタクが口を出すところではないかもしれない(今までのシナリオについてもそうかもしれない)が、A-RISEに加入した(妄想)絵里の姿でさえちゃんと衣装を揃えているのだ。

もう少しこう何というか、手心というか……。

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A-RISEに加入した絵里の姿。衣装が統一されている

みんなプロを揃えています! 作曲家には1日で5曲かけるようなバケモンもいます!って、そんななろう小説みたいな説明をされても、それこそプロを馬鹿にしているのかという話になってくる。

実際にプロなりの苦労を丁寧に見せるなどして、「純粋なプロの部 VS 同好会」という図式にしてくれないと、ただの勧善懲悪ストーリーになって終わりではないか。

ランジュ・ミアについてのプロとして隙が多すぎる点が、非常に気にかかる。

まあ、こっちに関しては③のような怒りはないが。ランジュにはまだ同情できるような情報を持ち合わせていないので。

 

⑤その他

詳細は省く。

これに関する怒りが③と同じくらいで、ちょうど③と⑤で半々くらいある。

 

 

⑥まとめ

以上、かなりの文量になってしまったが、自分の気持ちを整理できたという意味で、自分のためにはなった。他人のための文章にする気はなかったので、読みづらかったら申し訳ない。

①②で挙げたように、確かにこの先の話は、面白くなるだろうとは思う。しかしながら、自分にとっては③④⑤が許せなかったのだ。それが面白さへの期待に勝った。それだけのことである。

 

高級パスタと冬の季節

 

例の高級パスタのツイートからおよそ2ヶ月も経つらしい。なるほど時間とはすばらしく早いもので、あれほど通知欄が更新され続け、胃が痛くなったのがつい先週のことのように思える。

日記のつもりで投稿した記事だった。こちらにはまったくおバズり申し上げる気なんてなかったから、当時はひどく困惑したものだ。何がどうバズるキッカケになったのかはわからない、けれども地雷カプの記事との合わせ技が昆布と鰹節の旨味の相乗効果のように重なり、キツめのオタクとキツいエピソード、あとそれなりの文章力がオタクにウケたのではないだろうか、知らんけど。

で、バズと言えば宣伝である。日本国民なので自分のことを宣伝するのは気が引けるが、自分以外の存在を宣伝するのは気が楽である。

先ほども書いたように、高級パスタのウケ方は、完全にキモオタクの「キモ」が喜ばれてのことだった。現在「キモ」を喜ぶような斜に構えた人間は、大体が百合SFにいる。なぜなら自分がそうなので。

だが、それはあくまでインフルエンサーの話で、多くのオタクに認知されているのは百合である。というわけで百合作品の宣伝が一番RTしている層と合致するのではないかと想像し、さらなる話題にもなると踏んだ。偉そうに書いているが全部ぼんやりと考えて適当にやったことである。

宣伝に選んだのは、当時から今にかけて最高の百合漫画と信じて疑わない、土室圭先生の「徒然日和」だった。だが、オタクはこれだけではなかなか食いついてはくれない。もっと自分の「キモ」を押し込んでやるかということで、つい最近書き終えた「徒然日和」の感想本の原稿データをリプライにつけることにした。

 

 

これがそれなりにウケたようで、多くの人が徒然日和を手にしたようだった。

いやあ、よかったよかった!

現在はバズの気配も微かに漂うだけで、高級パスタの記事のアクセス数も 1桁2桁だし、稀に件のツイートがRTされてもそれだけで終わる。

おもしろがって自分をフォローしていた人間も、連日にわたるラブライブ!百合カプ妄想ツイートにリムを決め込むようになり、「キモ」すら求められなくなって久しい。

完全にバズの季節は過ぎ去った。高級パスタにも冬が訪れたのだ。

そろそろ長袖だけでは辛いし、上着でも出すか――そう考えていた折のことである。

 

 

えっ、徒然日和の冬じゃん! !!

本当に冬が来た。沸き立つ徒然日和のオタク。

「徒然日和」でTwitter検索をしてほしい。あるいはこの先生のリプ欄を。

徒然日和の「冬」に、感涙する者ばかりである。

というのも、この「徒然日和」という作品は、圧倒的画力と物語の密度で少女たちの生活が描かれていることに定評がある。しかしながら、その物語は春と夏で終わっており、田舎にすむ少女たちの秋と冬の季節は、頭の中の妄想で補完するしかなかったのだ。

 

自分は特に徒然日和の「秋と冬」に並々ならぬ情熱を燃やしており、この前土室先生に送った感想コピー本(詳細は下の記事で書いている)でも、その件についてねちっこく書いている。

negishiso.hatenablog.com

 

感想コピー本の最後に入れた、落書きの横の文章……。

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それを拡大しての、この部分である。

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手書きの文字が汚い

書き起こすのがめんどいので、各自読んでほしいのだが、まあねちっこい。振られても諦めない元カノかよってくらいねちっこいし、今思い返すと切実すぎて素直に気持ち悪いな……。成人男性がおくって良い文章ではない気がする。

が、まあそれはそれとして、待ち望んだ「徒然日和の冬」である。

 

 

 いやあ、本当に何度見ても素晴らしい。

あらあら、この子ったらはしゃいじゃって……。

 

ともかく、徒然日和の冬が来たのだ。冬は雪が鬱陶しくて面倒だが、こんな冬なら何度でも来て欲しい。小春と真冬には無限回マフラーで隠したキスをして欲しい。

真冬と小春……好き……そう思いながら2日ほど寝て、起床。

起床即クソツイである。どういう深層心理なのかは謎だが、自分の欲求はピクミン3と強く結びついているに違いない。

昼にでも取りに行くかあ……そう考えていた時、やけにTwitterの通知が多いなと思った。

なんだ?

 

 

え?

「もしかしたら見てもらえるかなと思って昨日の絵描いたんですが」

 

……え!? 

これって……私信!?

俺のために描かれたのか!?

「徒然日和の冬」は、俺のために、俺の……!!!

 

ここでひとつ、めちゃくちゃ言いたいことがあるので、引用元あげておきます。

すまないが、おけけパワー中島になることを許してくれ……。

 

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「土室先生の「徒然日和」の冬の日常ほんと好き……♥♥♥

土室先生ご多忙そうだから「冬」まで描いてくださるとは

思ってなかったけれど

ダメもとで感想送ったり宣伝して良かった~。

土室先生ファンの徒然日和クラスタは私に

感謝してもええんやで

 

f:id:negishiso:20201102061653p:plain

「私のジャンルに『神』がいます」11月12日発売です

 

冗談はともかく、本当に土室先生ありがとうございました。

画像はすべて4Kで保存し、何度も眺める、家宝として家に飾るなど私的利用を逸脱しない範囲で楽しませていただきます……!

 

いや~~~~やっぱり感想、みなさんも送ってみましょう。

徒然日和に冬が来た!

虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 第4話感想

(楽しみに読んでいる人が居るのなら)ブログの更新が非常に遅れて申し訳なかったが、これには海より深い理由がある。というのも、放送直後からりなあい(璃奈×愛)小説をずっと書き、書き終えてからは無になっていたからだ。個人的にはもう(初期の)璃奈と愛の関係を書き尽くした感があり、今後アニメやタペストリー付きコミックブックでどんどん情報が更新されてまた書きたくなるのだろうが、とりあえずは一区切りと言うことで全体力を使い果たした。

www.pixiv.net

これね。偉そうにブログで語る割に無産(二次創作がアウトプットになるかと言われると微妙だけれど)だなと思われるのはアレなので近況報告も兼ねて貼ります。またの名を宣伝とも言う。

で、しばらく文字から離れてたんだけれど、ようやくまた文字を書く気分になってきたので書こうと思います。

 

 

手始めに4話の感想。

3話で多少雲行きが怪しくなったが、4話の「サイコーハート」を見ると完全に全部ぶっ飛んだというか、あまりに出来が良すぎて失神してしまった……。

いや、愛さん流石にかわいすぎんか?

めちゃくちゃかわいいよ、マジで。

アニメのキャラデザが公開されたときから、「キャラデザすっげえ良くなったな(イケメン感増したな)」と思ったけれど、動くとすごいし、MVだともっとかっこ可愛くなった。

愛さん好きな人間からしたらかなり良かったんじゃないでしょうか。

 

が、脚本を見ていくと、なんかちょい薄味な気は否めないなと思った。

どうしてもキャラ付けが弱い気がする。

完璧超人の愛さんの加入回が一番盛り上がるはずなのにな~~~~!

というわけで、4話は、みんなの予想通り愛さんとりなりーの加入回になったわけだけれど、今回また、スクスタとは違う設定を出してきている。念のために確認しましょう。

 

①宮下愛というキャラについて

アニメ内の描写からどういうキャラを拾っていくと

・1話で誰も知らないスクールアイドル同好会を場所を知っていたことから、かなり顔が広いことが分かる(この頃には別に興味がなかったことは3話から分かる)

・全話でそうだが、璃奈と基本的にセットで、2人でいることが多い

・2話や4話から、いろんな部で助っ人として活躍している有名人「部室棟のヒーロー」だと分かる

・勉強も問題なくできる(答えのある問題を解くのが得意)

あたりが重要になってくる。

で、ここから見えるのはまさしく「文武両道」「完璧超人」なのだが、それが導き出すのは、当然のように「みんなの中心人物」であることだろう。

まるで少女漫画の俺様系ヒーローのようなスペックを持ちながらも、その親しみやすさから周りにはファン(友人)が絶えない――という風になるはずである。

実際にスクスタでもそんな感じ。で、別にアニメでもそうしろという訳ではない。

ただ、これだけ完璧超人の要素を揃えておきながら、実際に完璧超人であることを示さないのは勿体なくねと思うわけなんですよ。

実際に、アニメでは愛さんの人気者っぷりを表す描写が控えめで、4話でようやくバスケの助っ人として活躍している愛に、「愛ちゃーん♡」という歓声を出す女の子がいるくらいである。会話はしない。

個人的にそこの描写がもう少し欲しくて、更に欲を言えば「私は決まった部活には入んないよ~」というシーンを入れて欲しかった。

(以下、「僕の考える最強のアニメ第4話」が始まります。許してください)

例えば4話の始まりだが、アニメ本編ではせつ菜の歌に聴き惚れる愛さんというカットから始まる。

そうではなく、まずはバスケのシーンを入れて(スクールアイドル活動をする前と後でシーンを反復させて心情変化に差をつける)、キャーキャー言われる中で愛さんがダンクとかロングとかかっこいいシュートを決めて、わあ~って囲まれる。

それを遠くからりなりーが見ていてもいい。

モブ「やっぱすごいよ」「マジで愛ちゃん、バスケ部入ってよ~」「おねが~い!」

愛「ん~、いや、私決まった部には入らないようにしてるんだよね~」

モブ「なんで~!?」

愛「あはは、まあいいじゃん!愛さんは自由がいいんだよね~」

モブ「え~」

からの中盤、愛さんのテストの点とかを見せるカットをここらで入れつつ独白、

「誰かの力になれるのは大好き。みんなの笑顔が見れると嬉しくなる。でも……どれもピンとこないんだよねえ。完璧超人の愛さんが、超、人生をかけたい!って思えるような、そんなすごいものって、この世界にあるのかな――」

と、日常に退屈しつつも駄洒落を織り交ぜ、後半で唐突に駄洒落キャラを出す以前に、駄洒落キャラの布石を敷いておく(気付く人は気付くくらいで十分だと思う)。

そこから、アニメ本編4話の最初のカットに入る。という流れ。

まず、これだけの愛さんの情報を与えてから、目をキラキラさせる愛さんがどれほどスクールアイドルに魅せられたのかってことを描かないといけないと思う。

 

そうじゃないと、新規視聴者は、「なんかギャルっぽい子がぬるっと加入してライブやったぞ」くらいの情報量しか得ることがないような気がするので。どうしても淡泊な味付けになってしまう。

……と、また「僕が考える最強のアニメ第4話」を書いてしまった訳だが、許して欲しい。disりたい訳じゃないんだ、ただ愛さんの人気者っぷりと有能っぷりをもっと表だって出して欲しくて……。

 

閑話休題

今回の4話で言いたかったことはそれくらいで、愛さんのキャラ設定に戻る。

で、属性としての愛さんはそんな感じな訳だが、今回アニメとスクスタで大きく違うのが、愛さんが自らスクールアイドルをはじめるようになったというところ。まあ殆どの人は知ってると思うけれど。

スクスタだと、あなたちゃんが愛さんに、「絶対に今まで見たことないような世界が見れるから!」と、やや挑発する感じで加入させている。ここでの挑発は、愛さんの完璧超人を踏まえた上での発言で、「何でもできるし、めちゃくちゃ友達がいるから、大抵の楽しいことはすべてやってきた」という愛さんの自負に触れて、ということ。

愛さんってかなり負けず嫌いというか、天性の天才だから、負けを知らないんですよね。そんな愛さんに「あなたですら見たことがない景色がある」と言い張るあなたちゃんの図。ここの話はかなりうまいんですよ。で、この「あなたちゃんに誘われて」というのが、スクスタではめちゃくちゃ交友関係に効いてきて、愛さんはスクールアイドルをやった結果、ステージの上から、見たことのない景色を見る。それに感動して、この世界に誘ってくれたあなたちゃんにデカい感謝を持つとともに、好意すら持つようになる――という感じ。

絆エピソードでもそんな感じで、スクスタの愛さんは「あなたちゃんか、おねーちゃん(血縁関係のない親戚のお姉さん)か」くらいの好感度の割り振りで、アニメみたいに璃奈ちゃんとセットになっている描写は、後半になるにつれて殆どなくなるんです。

で、何が言いたいかというと、このアニメの「自分で入った」ということで、

・侑ちゃんと愛さんの関係性が希薄になった

・りなあい共栄圏を脅かす敵が居なくなった

というようになります。

で、実はこうなるといろいろ難しくて、「じゃあなんで璃奈と愛はあそこまで仲良くなったの?」という疑問に、答えないといけなくなる。だってそうじゃない?明らかに接点がないはずの二人ですよね。自分はそこに妄想の余地があると思って今回二次創作でりなあい小説を書いたんだけれど、公式側でもしっかりとしたエピソードが欲しいよなというところではある。まあ、その理由は璃奈ちゃん回で明かされるのかな。とにかく、完全にここはエモ・ポイントなので、公式には頑張って欲しいですね。

纏めると、アニメではゴリッゴリに推してきているりなあいは、まごうことなく覇権カプになりそうだということですね。

りなあいで全米を泣かせような。

 

 

②スクールアイドルとは何か

まあこの辺りは簡単に整理を。

これまでの描写で愛さんがスポーツ、テストなどの「規則」と「絶対的な答え」があるものに対してはめちゃくちゃ得意ということが明かされている。地頭がいいんでしょうね。愛さんは顔もいいし頭もいいし運動神経もいいしで完璧だなあ。

でも、果たして「スクールアイドル」についてはどうかな?

というのが、4話の話。

 

まずかすみんのスクールアイドル概論で「ファンのみなさんに喜んでもらえることなら全部正解」という言葉があり、アイドルにはスポーツのような規則がないことが示される。どこまでも自由だからこそ、それが難しいということですね。

で、更に問題はソロアイドル、ということに繋がる。

 

③ソロアイドルでやる覚悟はあるか

この話で、虹ヶ咲全体がソロに進むという話し合いがされるとともに、せつ菜とかすみが対話するという熱い展開になっている。かつて敵対して、お互いが反省したからこそ、「自分たちがスクールアイドルをやりたい」ということを大前提に、どういう風に続けて行くのかを考えて得られた結論がこれである。

愛さんには少し荷が重く、この話を通して入部一日にして「スクールアイドルとは何か」「ソロアイドルでやる覚悟はあるか」という二つのテーマに向き合わされることになる。ちょい駆け足ですよね。

でも明らかに1話1ライブを心がけている構成で、「う~ん、結局スクールアイドルとは何かわからんな……」と思いながら推しキャラが深刻そうに歌うのは、見ているこっちが不安になる。だから何らかの解の発見は必要ですよね。

というわけで、今回は「スクールアイドルの魅力」「ソロアイドルの難しさ」が合わさって、愛さんにとっては「自分らしさを如何にして出すか」という問題になっている。

配慮されていたのは、エマと話している時に、エマが何一つ答えを教えていないところ。エマが言うように、ようやく再始動した同好会で、誰もが再スタートを切って、ソロアイドルとは何かわからない状態になっているはず。だから当然、愛が持っている疑問を全員が抱えているわけで、エマがアドバイスできるわけがない。

……のだが、その一言に愛さんは活路を見いだす。

エマのさりげない一言がダジャレであることに気が付き、指摘するのだ。

これがすごくうまいんだよな~~~~~~~感動した。

パッと表面を見るだけでは、「なんだ、愛さんって変なところでツボるダジャレキャラなのか」で終わってしまいがちなシーンだが(自分は初見そうだった)、ここは暗に「誰も気がつかないような笑いの種を見つけ、育てて共有することができる」という愛さんの文武両道以外の魅力を示しているんですよね。

大事なのが「共有」の部分で、これがあるから愛さんは友達が多いし、他の人を笑顔にできる。まあ本人は無自覚イケメンだし、友達が多いからって成績として数字で評価されるかと言えばそうではない。試験やスポーツの得点には直結しない、そういう「普通の学生が頼る数字から離れた愛さんの強み」こそがスクールアイドルの核になるべきだ、という話になっているんですよね。

ここで、愛さんは「自分らしさ」を見つけることになる。とはいえ、結局エマが半分教えているようなものだからなんとも言えんが。それでも、愛さんのダジャレのインパクトが強くて、愛さんが自分で見つけたような感じになっているのはうまかったですね。

 

なおかつ、次回はエマさん回。自分が愛さんに話しながらも、「自分にとっての強みはなんだろう」と繋がる展開だし、まったくもって自然でいい。流れが綺麗。

 

④「サイコーハート」の歌詞解釈など

誰かを楽しくさせたい、それが自分にとっても楽しいという精神に繋がる「チアガール」衣装ってのがすごい良いよね。指でハートを作ってカメラが愛さんの瞳に一気に寄るカットも最高。てか振り付けも何もかもが可愛すぎて、本当に絶叫してしまった。かわいいものを見ると「聲(こえ)」が出る習性を持つので。

 

で、自分が一番気になったのは歌詞なんですよね。ダジャレ好きな愛さんだから、絶対に歌詞にもいろんな仕掛けがあるだろうと挑んだ訳ですが。

 

朝が来て光溢れたら
走り出そう Go together (goと5? 最後のgive me fiveと同じ意味かも)
Oh… High five! (81ハイ, 5ファイブ→815で、315サイコーと掛けてる)
Hello Hello (86でハロー、)
ほら始まるよ Sparkling Day
揺れる日差し So Sky Blue(Sky so Blueが正) 晴れた空に深呼吸(sky so blueと韻)
ねえ今日は どんな楽しい事始めちゃおうか
眠ることさえもね もったいないってくらい
ワクワクとムズムズ 止まらないEveryday(0909ワクワク 6262ムズムズで、09+62=71、とまらナイ71だったりする?)
その笑顔がパワーの源なんだよ
Twenty-four Seven(24/7で24時間週7日、2047でツーレイヨンナナで辛えような)
どんな日でもずっと眩しく輝いて
太陽降り注ぐよ サイコー愛がサンサンと(タイヨーとサイコー、sunでサンサンと)
Hello Hello Hello Hello 心からのSmile
見たいよ笑った顔 サイコーそのハート照らす
Wow-Wow Wow-Wow 太陽になりたいよ(太陽とたいよ)
Ah… Give me five!(ここでmeは愛さんのアイ、5をくれというのは、「アイ5」でサイコーと韻が踏めるからだと思う)

引用元:

www.lyrical-nonsense.com

というようにやたらと韻を踏んだり、数字の仕掛けが多い気がする。まだありそう。

映像もサイコーだし歌詞もサイコーすぎて大満足です。本当に良かった。

 

⑤おまけ・好きなシーン

愛さんの話とはズレるが、エマが橋のうえで愛に語る、「ようやく始まったばかり」「これからに期待している」「一歩を踏み出す勇気が出ないだけ」というキーワード。これが一日の始まりである朝の風景と重ねられ、みんなが何かに期待しているような動きがめちゃくちゃに気持ちいい。ここらへんの流れがすごい好きでした。

 

 

 今週は以上。

スクスタのストーリーを読んで思うこと

みなさんスクスタやってますか?

僕のストーリー進捗状況ですが、一時期マジで飽きて放置してたので、恐らくガチな方々よりかは履修率が悪い。レベルも低いし。

今のところは大体こんな感じです。

・メインストーリーはコンプ

・虹ヶ咲の絆ストーリーはほぼコンプ(あと果林先輩だけ)

・穂乃果と海未とことりの絆ストーリーもコンプ(何故か突然あなたちゃんにメロメロになるのでカプ厨にはオススメしません。推しと付き合いたい勢かつ自分とあなたちゃんを同一視できるオタクは見たら嬉しいと思う。俺は吐きそうになりながら目を真っ赤にして読んでいる)

Aqoursの絆は手つかず

・イベントのストーリーは8割くらい読んでる

という感じ。

 

で、まあこれまでのストーリーを読んでいて思うんですけれど……これ、もうちょっとなんとかならないんですかね。

まあ、「またオタクがなんか言ってるよw」で済ませてくれても良い案件ではあるんですけれど、それにしてももう少しなんとかならんのかという思いが強い。

例えば、第一にメインもイベントストーリーも、「これからキャラを作り上げていく」という姿勢がほぼほぼ見られない気がする。栞子は加入云々があったから、当然、「対立から加入」の遷移を描くために変化しなければならないのだけれど、μ'sもAqoursも全く不動の存在だし、虹ヶ咲もほぼほぼ置きに行っている感じ。

では、どういうことか、お前は何が望みなのかというところを書きますが、

個人的には、ストーリーはキャラの成長を描くものだと思っているんですよね。

で、そのために何が必要かと言うと、「隠されていた何かが明らかになる」「他のメンバーと対立する」「過去を乗り越える」などがあると思う。脚本家ではないから断言できんが。

で、やっぱり話がおもしろいのは、キャラが葛藤してどちらに転ぶのか、というところに尽きると思っていて、大抵は過去に打ち勝ったり、何らかの犠牲を払って新たなステージに行くから感動が生まれるわけで、それが無いとストーリーってマジでつまらないと思うんです。

スクスタのイベントストーリーはまさにそうで、あれは「学校を超えたキャラ同士の日常」を描いているんですよね。まあ、スクスタ自体が学校の垣根を越えた新たな世界線ということなので、それ自体は一切問題がないんですが。

でも、それならなんでもっとおもしろいことをやらんのか、と疑問に思ってしまう。

だって、現状はイベントに出てくるキャラの「必然性」がないじゃないですか。

例えば今回のハロウィンのイベントでは、「海未、ことり、果林、千歌、彼方、鞠莉」が出てくるんですが、「なんで?」ってなりませんか?

なんで海未とことりなの? なんでさらに千歌と鞠莉を選んだの? 彼方と果林の理由は? 

これがストーリーで明かされるならいいんですよ。一見、何の共通項もない6人が、実はハロウィンを通して何らかの共通点を見いだしたり、あるいは成長したりする。

でも、マジで何もないじゃないですか。

ネタバレになりますが、ことりが穂乃果の紙芝居をつくる。海未がなぞなぞ出す。彼方がお菓子つくる。果林がヨガ?を教える。鞠莉がシャイ煮つくる。千歌がミカン積み上げる。

……で?

いや、これで終わりなんですよ。マジでなんですかこれ。

この6人である必然性が語られないどころか、6人集まっても、ただ自分の芸(しかも海未に至っては意味のわからんなぞなぞ出して終了するし)を披露して、周りから突っ込まれて終わり。

これ、ストーリーなんてあってないようなもんですよ。

 

いや、マジで申し訳ないんですが、多分自分の方がまだマシな話を書けると思います。

口だけだとよくないので、雑に下に書いていきます。

こういう「オタクの俺の方がうまく書けるのに!」という思い上がり系が苦手な方は下まで飛ばすか、ブラウザバックしてください。

 

まず、無理矢理3高の見せ場を作らなくてもいいと思うんですね。イベントなんていくらでもあるんですから、今回は虹ヶ咲とμ's、次はAqoursとμ'sといった感じで、ストーリーを動かすキャラは絞ったほうがいいと思います。メインではなくイベントなので、文量も短いことを強いられます。短い文章でキャラの成長を書くのはすごく難しいと思うんです。

なので、自分は今回、彼方とことりに絞ってみるのはどうかと思います。

例えば、彼方は料理が上手ですよね。設定として、ことりもお菓子作りが趣味、ということもある。でも、彼方のほうはライフデザイン学科で、それを専門にして勉強している学生なんだから、ことりよりも料理の知識があっても違和感がないですよね。

それを踏まえたうえで、3高合同のハロウィンパーティーを行う(ここでも、無理に6人だけ登場させるとかいうのは要らないんですよ。不自然なので)。

で、みんなで仮装したりお菓子を持ちよったりして楽しんでいると、ある一角に人が集まっている。なんだと思って近づくと、どうやら彼方のお菓子が大人気のようで、「こんな美味しいお菓子、食べたことがありません!」と海未あたりに言わせる(ただ、海未は賢いからことりに遠慮して本音を言わないだろうし、だからここでは、お菓子が好きで、自分に正直そうなルビィに「これすっごく美味しい!このなかで一番美味しいかも」と言わせてみたい。まあ、今回のイベントにルビィはいないんですが)。

で、ことりも食べてみると実際に美味しくて、割とそれなりのショックを受ける、というのが小さな事件。そこからはシリアスに進んでもいいし(キャラの成長に少しのシリアスはあったほうがいいし、寧ろ今のイベントストーリーの、何の事件もなく表面をなぞるだけのストーリーの方が、毒にも薬にもならなくて良くないと思う)、少しギャグチックに「絶対に彼方ちゃんに勝つぞ!」と目をメラメラさせてもいい。

とにかく、ここでストーリーが何処に向かっているかを示す。ここでは「ことりが彼方を越えようとする」ということになる。

で、パーティもそこそこにキッチンに籠もって海未に何度も試食してもらうんだけれど、うまくいかない(この役目も、本当は穂乃果でいいと思うけど「私はことりちゃんのつくるお菓子は何でも好きだけどなあ」とさりげなくゴールを匂わせるとか)。さあこれからどうなるのかというところで、彼方の妹大好き設定を活かして「遙ちゃんのことを思って作っているんだ」という流れで、ベタだけれど「大好きな人を想ってつくる」という方向に進んでもいいし、ニジガクのテーマでもある方向性の違いを活かして、「海未(穂乃果)にとっての一番はことりのお菓子」という方向に進んでも良い。これに関しては、両立もできると想う。

で、最終的に、ことりは「自分のお菓子を喜んでくれる人がいるからそれでいいんだ」という気付きを得て、「でも海未(穂乃果)ちゃんにもっと喜んでもらいたいから、彼方ちゃん、今度料理教えてね」と締めくくる。

これによって、ことりはお菓子作りにおいて成長するし、彼方とことりという新しい関係性を構築することもできる。それでいて、彼方と遙のハロウィンの思い出を描く余裕があれば、二人の関係性をよりはっきりとしたものにできる。

 

 

 

とまあ、ここまでオタクの妄想を書き連ねた訳だが、どうだろうか。

勿論、ハロウィンを題材にするんだから、イタズラ方面で話を進めるやり方もあるだろうし、キャラセレクトを変える選択もある。

ただ、少なくとも自分にとっては、今のイベントストーリーよりかは数倍マシなものができるんじゃないかと思う。いや、誰が書いても今よりかは良くなる。

理由は簡単で、ランダムでキャラを選んでいるからである。

共通項か対立する設定でキャラを選べよ!

ということですね。

ほんとうに、ランダムでキャラを選んで、当たり障りのない会話をしてイベントを消化するのはやめてほしい。

「○○推しは読まないと損する!」というものこそが「ストーリー」であるべきだし、そういう意味では、もうやめちゃったけどスタリラのイベストはかなり丁寧に作られていたように思う。

ストーリーをしっかり作れば、今のイベントストーリーみたいに、「その一枚絵いる?」ということもないと思うんですがね……。

いや、まあカードを出すノルマがあるかもしれんけれど……それよりキャラを大切にしないと、どんどんイベントやる人は減っていくと思うんだよなあ。

マジでどうにかならんかなあ……イベントストーリー……。

まあ、メインストーリーの絡みもそうなんですけれどね……なんだよゾンビって……メインでやるな……あれこそイベントストーリーだろ……。

 

はあ……シャニマスやりてえ……。

 

【追記】

かなりスクスタのシナリオを責める文章になりましたが、恐らく「ランダムの6人固定」「ほのぼの展開絶対」「対立禁止」などの条件があるだろうし、それを踏まえたうえで書くシナリオはめちゃくちゃに難しいと思います。自分も絶対に無理です。悪いのはシナリオライターではなく運営ということを明記しておきます。

 

プライバシーポリシーとかお問い合わせとかって大事なんですね!!!!!!!!!

今回は普通にマジの驚きなんですけれど、プライバシーポリシーってアドセンス乗せるのに必須なんですね!!!!!義務教育で教えて欲しかったな~~~。小中学校で道徳の授業やるくらいなら「こころのノート」の代わりにブログの書き方を教えてほしい。

頼む。

 

というわけで、汚い金の話が絡みます。申し訳ない。

何人かの人は、これまで書いた漫画の感想記事とかで僕がアマゾンのリンク張っているのを見て、「はは~~~~~ん? こいつここからリンクを通して金儲けしているな???守銭奴め!!!!」と思っていたかもしれないんですが(ぼくは他人のブログのリンクをそういう目で見ています)、実は自分はそういうアフィ系には一切手を出していなかった(嘘、本当は最初のころに、よくわからんままアマゾンアソシエイトに登録しようとしたけど馬鹿すぎて用件満たさずに審査に落ちた)ので、普通にこれまでの記事のリンクは、「記事を読んだ方が漫画をポチりやすいように」以外の何者でもなかったんですよね。だから記事を読んで買った方がもし居たとしても、ねぎしそにはビタ一文入らないんです。聖人君子でしょ。

当然、漫画や本の作者の利益が一番に優先されるべきだから、それでいいんですよ。

いいんですけれど……。

 

実は……最近、このブログのアクセス数が毎日300~500くらいをうろちょろしてるんですよね……。

いや、これ割とすごいんじゃねと気付いたのが先週くらいのことです。

え?だってマジですごくないですか。月間にしたら1万pvですよ?

すげ~~~~~~~。

まあこんなことになったのも、契機は間違いなく例の高級パスタと地雷カプの記事ですよね。

それ以前の日間アクセス数なんて0~10とかだったし、新しく記事を書いても20pvがやっと。月間pvも2桁くらいをうろちょろしてました。

これ、マジで誰が読んでいるんだ……と思いながら映画のレビューを熱心に更新し続けていた自分ですが(今思い返すと、月間pv2桁であの熱量の地雷カプへの怒りを文字にしていたの、壁に向かってマジギレしているみたいでめちゃくちゃに怖いな)、こういう壁打ち行為は昔から得意で、やはりほのうみという同人人気弱小カプで二次創作を7年間100作以上書くことで鍛えられてきたんでしょうね……(眼鏡クイッ)。

それはともかく。

まあ、日間pvが0から300へ(Aqoursの比じゃねえな)になったのは、ずっと高級パスタのバズの影響だと思ってたし、どうせすぐに収まるやろ~と思って見てたんですが、あんまりそういう訳でもない。

最近では、高級パスタや地雷カプの記事のアクセスはそこそこに、今までの記事の閲覧数が複合していたり、虹ヶ咲の感想記事が「虹ヶ咲 ○話」の検索結果の上の方に引っかかっているらしく、それが稼ぎ柱になって今の数字になっているらしいのです。

というわけで、多分虹ヶ咲のアニメの放送が終わると、このアクセス数も消えそうなんですが、もとより未来のことなんてどうでも良くて、今ですよ今。

「月間10000pvかあ……そんだけあったら、広告収入つけたら小遣い程度なら入るんじゃないの?」

ぼんやりと思ってツイートすると、フォロワーから「自分もそれくらいのアクセス数ですけど、月に100~1000円くらい入りますよ!」とのこと。

しょ、しょっぺぇ……。

でもまあ無いよりはマシかあと思い、アドセンスの申請をすることにした、というのがまあ一応のご報告です。

今回の記事なんかでも余裕で1時間はかかっているので(虹ヶ咲の記事なんて3時間くらいかかってるんじゃないかなあ。アニメ5回くらい見ながら書いてるので)、月に10本書いたとして時給は10~100円というぶっちぎりのブラック企業ですが、まあもとより好きで書いているブログですからね。

HIKAKINが言うところの「好きなことを仕事にする」ですよ。などと言いながらも、プロのブロガーはこれの何百倍も稼いでいるわけで、恐ろしい。

とりあえずはGoogle Adsenseってやつに申請してみます。通るのかはわからんが。

少なくとも、その申請にはプライバシーポリシーとかお問い合わせの記載・記事が必要みたいですね。

ふ~~~ん?

プライバシーポリシー自体はネットに落ちているコピペをちょっと改変するくらいで良いと、なるほど?

ただし、そのプライバシーポリシーは固定ページに記載するのが基本で、その機能は有料版のはてブProにしか搭載されていない……?

 

ふ~~~ん???

 

いや、なんそれ。

 

知らね~~~~~~~~~~~~~~~~!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! (うるせ~詠唱破棄)

 

 

f:id:negishiso:20201023072614p:plain

引用元(https://retrogameraiders.hatenablog.com/entry/20190312/1552347913)

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初出掲載:2020年10月23日