新薬史観

地雷カプお断り

みなさま、これまでありがとうございましたm(_ _)m

こんにちわ。最近妻のいびきが五月蠅くて眠れないアル中親父です(←

新型コロナ、まだまだ続きますね。(^_^;)

これ、ホントにどこまで続くんですかね。

もしかしたら100年後まで続いちゃうんじゃないかなと思ったり(汗)

その頃にはウチの一樹は115歳、共樹は112歳…

おいらも142歳だなあって、流石に死んでるかw

 

昨日、とある部下とサシで呑みに行きました。

いいとこの大学も出てて、なかなか優秀なんだけど、

「どうも職場から浮いているな~…」って目をつけてたの。

管理職にもなると、こういう気配りも仕事のうちっちゅーことで、

いいから呑め呑めつって値の張った旨い酒を飲ませて、

親父なりの処世術を聞かせてやりましたw

 

やっぱり、会社は人付き合いですからネ。

いくら仕事ができても、愛想が良くないとダメなのよ。

まずはしっかり挨拶からってことで、

部下の背中を叩いてやりました。(^^)

 

そんで、部下のための飲み会だったんだけど、

おいら、アル中親父ですからw

2軒くらいじゃ全然お酒が足りないつって、

無理やり部下の家に押しかけさせてもらいましたw

いやいや、奥さんがいるなら流石に遠慮しますけどネ(汗)

そいつは独身だし、ひとりで夜を過ごすのは寂しかろうということで、

おいらが賑やかしにいったわけです(^^)

 

そんで、いろいろ酒を飲みながら話していてね、

おいらの持ち札のひとつである、

無人島に何を持って行くか」を聞いてみたんです。

これ、盛り上がっておもしろいのよ。

人によっていろんなものが出てくる。

答えにそのひと自身が現れるんですナ。

 

ちなみにおいらは、カポーティの『冷血』(^^)

何度も繰り返し読んでいて、もう表紙はボロボロw

本当は嫁さんを持っていきたいんだけれど、

この前それを嫁さんに言ったら、

「私はモノじゃありません!」って怒られちった(^_^;)

 

だから、おいらは本でいいよ。

水とか食料とか、いろいろ生活に必要なものはあるけどさ。

やっぱり、自分のなかで大事にしたいものってあるじゃない(^^)

おいら、こう見えて文学部だったのよ。

もちろん、遊んでばっかだったけどw

 

あ、そうそう。それで、肝心の部下はどう答えたかっていうと……

どう答えたと思う?

「日本列島を丸ごと持っていく」って言うんだよ!

オイオイ、国引き神話じゃないんだから!w

流石にそれはズルだろって言い返したらね、

うるせえって急に逆上してきて、おいらの首根っこを掴んでくるの。

 

本当は、ここでおいらは帰るべきだったんだよな。

 

いまから書くことは、たぶん、

これまでのおいらを知っている人にショックを与えると思う。

だから、しがないアル中親父のおいらのままバイバイしたいって人は、

是非、ブラウザバックをしてくださいませ。m(_ _)m

 

でわ。おいらが、部下に首根っこを掴まれたところから。

 

あのね、これだけは言わせてほしいんだけど、

おいら、その時ベロベロに酔ってたの。

だから、いつもよりかなり、プッチンしやすくなってた。

だって、二十歳も年が離れた歳下に、

そんな舐めた態度をとられちゃうんだもん。

 

さすがに、会社イチののんびり者で通っているおいらも怒りました。

おいらね、今でこそこんなビール腹だけど、

昔はけっこうやんちゃくれだったんです(←

だから、昔の血が騒いじゃったのかなあ。

近くに重い灰皿があって、

それで、

部下の頭をゴツリと、

やってしまいました。

 

最近の若者は貧弱だ!ってよく部長も言ってるけど、

あれ、ホントなんだなって思ったね。(-_-)

人間のあたまって思ったより柔らかいし、

それからピクリとも、部下は動かなかったもん。

 

おいらは一気に酔いが冷めて、

慌てて身支度を調えて、すぐに家を飛び出した。

自宅に帰ったら、もうかなり遅い時間だったし、

寝室で、嫁さんとちびっ子達がぐっすり寝ていた。

しばらく寝顔を眺めてから、

おいらはリビングのソファに寝転がりました。

一緒のところで寝る気にはなれなかったの。

 

それで眠れないうちに一晩明けて、

まだ誰も起きないうちに、おいらは家を出た。

人の少ない、土曜日の始発の電車に乗って、

もう一度、部下の部屋に行くことにした。

 

電車に揺られながら、

ちびっ子達の枕元に、リュックが置かれていたことを思い出した。

そういえば、今日はピクニックに連れて行くって約束してたっけ。

そう考えたら、おいら、泣けてきたよ…。

泣いているおっさんが電車に乗っていたら、

みんな驚いてしまうと思うので、

誰にも見られていなかったことを祈ります。(-_-)

 

部下の部屋に着くまで、ずっと夢でありますようにって祈ったよ。

こんなおいらだけど、家族もいるし、会社のこともあるし、

まだまだ家のローンも返せてない。

 

だから、チャイムを押しても返事がなかったときや、

部屋に鍵が掛かっていなかったとき、

おいらはやっぱり帰ろうかと思った。

ゲームのカセットに息を吹きかけるみたいに、

ここに来るまでの電車を乗り換えたら、

何かが変わるのかもしれないって。

 

でも、もしかしたらあいつは

ベッドで寝ているだけかもしれない。

だから、返事がないんじゃないの?

そう信じたい気持ちにあらがえなくて、

おいらはドアを開けた。

 

ドアの隙間から差し込んだ朝の光が、

薄暗い玄関を細く照らしていた。

 

おいらが恐る恐る踏み込むと、

リビングの電気はついていて、

部下は、

頭から血を流していた。

昨晩から、少しも動いていなかった。

 

おいらは今、ネカフェでこの文章を書いています。

本当に、バカをしでかしました。

これまでに、おいらは会社で

いろんなことをやらかしてきましたが、

今回が間違いなく、一番のやらかしです。(T_T)

 

手が震えて、キーボードをうつのに

いつもよりずっと、時間がかかります。

 

おいらは、ずっと悩みました。

今日はちびっ子達とのピクニックなんです。

よりにもよって、なんで今日なのかなあ。

一ヶ月前から言われてたのになあ。(T_T)


とりあえず、今日のうちは黙っていて、

警察が来るまではしらばっくれようかなあとか、

そう思ったりするのだけれど。

 

おいらは、さっき、

無人島に何を持って行くか」という話をしました。

今のおいらなら、まちがいなく

「部下の死体」だって答えます。

無人島なら、おいらがしたこともバレないし、

警察も死体を捜せないから。

 

でも、そうすると、

代わりに本は持っていけないのだと考えると、

おいらはひどく悲しくなりました。

おいらが無人島に持っていくのって、

本じゃなくて死体なんだって。

大切なものじゃなくて、隠したいものを、

おいらは選んでしまうのかなって。

それがおいらの人生なのかと考えると、

おいらは、すごくつらい。(T_T)

 

だから、無人島にはカポーティを持っていくことにします。

嫁さんはもっていけないし、

ちびっ子達も、どちらかひとりなんて選べない。

家族はみんな大切だから、おいらは本を選びます。

 

ちびっ子達を遊びに連れていけないことより、

つらいことがあるなんて、おいらは知らなかったよ。

おいらは、おいらが思っていた以上に、

ワガママな人間だったようです。(^_^;)

 

ちょっと前から、嫁さんが何回も電話を入れてきています。

寝室においらがいないから、きっとお怒りの電話なんだろうなあ。

開口一番、「アンタどこにいるのよ」って怒られるのが目に見えるw

今回のことは、何もかも正直に、嫁さんに話すつもりです。

これまでで一番怒られるんだろうなあ。いや、泣かれるかも?

そう考えと、本当に出たくないw

 

でも、このブログを書き終えたあとに、

一番に電話をかけようと思います。

したくないことだけど、しなきゃいけない。

おいらはそれだけのことをしたのだから。

 

一樹、共樹。

今日もピクニックに連れて行けなくてごめんな。

本当に、おいらはダメなパパでした。

どうか、パパを許しておくれ。

そして、ダメなパパに代わって、

ママのことを支えておくれ。

 

もち蔵さん。

いつもいつも、コメントありがとう!

ブログ立ち上げ時期から、本当によくしてくれて感謝です。

もち蔵さんが勧めてくれた芋焼酎

まだ呑めてないままだった……スミマセン

こんな最後になっちゃったけど、

もしまた帰って来れた時は、仲良くしてくれますか?(←

ごめん、難しいよね!忘れてw

 

miyuki*さん。

いつも、コメントありがとう!

おいらがこれまで投稿できたのも、

miyuki*さんがいつも遊んでくれたからです。

本当の本当に、ありがとう!

 

これまでおいらの記事を読んでくれた皆さん。

こんなおいらの記事を読んでくれて、ありがとう!

よろしければ、また、どこかで!m(_ _)m

 

end.

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※この物語はフィクションです。登場する人物・団体・名称等は架空であり、実在のものとは関係ありません。