新薬史観

地雷カプお断り

コロナ禍の今こそ行きたい、マジで最高の『テーマパーク8020』

テーマパークと言えばすぐに恋愛に結びつける輩がいますが、テーマパークが娯楽施設である以上、娯楽を求める人間が集うことは必然的であるし、二十年以上生きていれば周囲の人間や所属する団体が娯楽を求めることもあるでしょう。つまり、いくら恋愛事に関心が無い人間でも、修学旅行や家族旅行でテーマパークへの入場が強制イベントとして発生した人は少なくないのでは、と私は勝手に思っていて、案外「テーマパーク」ってスクールカースト関係なく共通言語になり得るのではと思う次第。

「じゃあここで皆さんお気に入りのテーマパークでも聞いてみようかな?」とテンションを上げてみたところで、コロナ禍の昨今はテーマパークの体験価値も変容しているように感じますし、今の中高生からは「そもそも行ったことねえよ」と舌打ちが飛んでくるかもしれません。

それでも私は言いたい。

そういう人にこそ絶対に行って欲しい超エキサイティングなテーマパークがあるんです。

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『テーマパーク8020』エリアマップ

歯とお口のことなら何でもわかる テーマパーク8020

キュートでポップなエリアマップ。とっても楽しそうですね。さて、サイトタイトルやマップのイラストから察した方もいるかもしれませんが、実は『テーマパーク8020』とは、所謂「歯や口内環境についての情報サイト」です。

肩透かしだったでしょうか?

おそらく大抵の人は、ああはいはい、そういうやつねと思ったことでしょう。

なんか適当に歯の情報とか載せてる感じね、奥歯の位置とか歯の磨き方とか――と思った時点で貴方は既に記念すべき来場者になっています。

エキサイトは裏切り(意外性)によって生じます。

適当な偏見を事実が凌駕するとき、人の感情は動かされるのです。

 

エリア案内

①「全身とのかかわり」エリア

全身とのかかわり - 歯とお口のことなら何でもわかる テーマパーク8020

入り口から入ってすぐに目につくのがこのエリア。一番最初に目にするものって大事ですからね。適当に概観を掴んでおきましょう。

歯周病と非アルコール性脂肪性肝炎(NASH)の関係

歯周病と肝疾患 - 歯とお口のことなら何でもわかる テーマパーク8020

歯周病と糖尿病の関係

歯周病と糖尿病の関係|歯周病と糖尿病 - 歯とお口のことなら何でもわかる テーマパーク8020

③マウスガードについての質問18選

スポーツと歯科 - 歯とお口のことなら何でもわかる テーマパーク8020

④歯をさておいた金属アレルギーについての解説

金属アレルギー - 歯とお口のことなら何でもわかる テーマパーク8020

⑤構音障害の概略と原因と治療法

言語機能と構音障害 - 歯とお口のことなら何でもわかる テーマパーク8020

⑥がん治療時の口内環境、およびその予防

がん治療と口のケア −がん治療を乗り越えるために− - 歯とお口のことなら何でもわかる テーマパーク8020

⑦喫煙が歯に与える影響

禁煙がもたらすもの - 歯とお口のことなら何でもわかる テーマパーク8020

 

はい。

もう皆さんお気づきかと思いますが、このエリアは異常です。入場して早々、「なんだこれ」と呟くことでしょう。知識量がヤバすぎるのです。制作者の本気を隅々に感じるのです。

しかし、「異常性」はこのエリアだけに限りません。このような趣向を凝らしたエリアが、テーマパーク8020には全部で12エリアもあります。

そう、テーマパーク8020そのものが異常に侵食されているのです。誰もそこまで求めない知識をこれでもかと投げつけてくるのです。ポップなイラストから誘っておいて、脚を踏み入れれば文章量と知識量に圧倒される――ここはそのような、「知」をアトラクションとしたテーマパークなのです。

 

さて、このまま皆さんをこの場に置き去りにしても良いのですが、流石にそれはガイドとして不親切なので、私がお気に入りのエリアをいくつか紹介して、後は自由行動の時間にしたいと思います。

 

②「歯科医学の歩み」エリア

歯科医学の歩み - 歯とお口のことなら何でもわかる テーマパーク8020

テーマパーク8020に来たら忘れちゃいけないのがこのエリア。そうそう、やっぱりテーマパークと言えば医師番付表だよな~。

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引用元 https://www.jda.or.jp/park/histry/index15.html

相撲番付に見立てた医師番付表「漢洋医対照番付」(図1)が、明治16年(1883年)に発行されました。右から左に「東京銘医大見立表大家一覧 官許西洋家 医鏡 前後御免 漢医 次第不同」と読みます。「西洋家」とは近代ヨーロッパ医学を学んだ医師で、「漢医」とは伝統的な東洋医学で治療をする漢方医です。

 右半分の「西洋家」は様々な文献で紹介されていますが、日本の「漢元復興運動」を研究した深川晨堂は『漢洋医学闘争史-政治闘争篇』(昭和9年)で、「…かつては下宿の四畳半うら、焼き芋のヘタを噛んで露命をつないだ寒柯の書生は、舞台が変って堂々押し出しの利く国手高官となって登場した。見よ!大鳥圭介、長与専斎、田代基徳、高松凌雲…」と称え、「漢医」については、「この一党は痩せても枯れても、西洋に白旗を掲げず、我道唯我独尊で、孤守したところに、保守派最後の粘着と、玉砕の高潔を見出すことができる」と述べています。

この世界観、最高ですね。特に「漢医」について触れた

「この一党は痩せても枯れても、西洋に白旗を掲げず、我道唯我独尊で、孤守したところに、保守派最後の粘着と、玉砕の高潔を見出すことができる」

この辺りの文章はキマっていていいですね。

明治16年の医師番付 - 歯とお口のことなら何でもわかる テーマパーク8020

 

 

③「歯科医師の仕事」エリア

歯科医師の仕事 - 歯とお口のことなら何でもわかる テーマパーク8020

このページもめちゃくちゃ情報量が多くて最高です。歯科医師と言ってもいろんな切り口がありますからね。

全然読み切れてはいませんが、最近『ハコヅメ』を読んでいることもあり、警察への興味が湧いているので「警察歯科医」のページが楽しく読めました。

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データベース化に適した身体的特徴一覧

いろんな身元確認の手法があるなかで、歯がDNAを凌駕して最強説あるのめちゃくちゃ面白いし、アツいですよね。

警察歯科医 - 歯とお口のことなら何でもわかる テーマパーク8020

 

④「雑学いろいろ」エリア

雑学いろいろ - 歯とお口のことなら何でもわかる テーマパーク8020このエリアは興味本位で開くとなかなか帰れないエリアです。

内村鑑三の「Dentistry is a Work of Love」とか、ゴルフ用品に歯科技術が応用されている話とか、「クレンザー、ブローチ、クリーナー」等の専門用語とか、謎のレシピ投稿だとか……。

なかでも「歯の神様」とかいう謎概念が発生するのが良すぎました。結構全国で奉られているようなので、気が向いた人は足を運んでみるのがいいかもです。

歯の神様 - 歯とお口のことなら何でもわかる テーマパーク8020

 

⑤「お口の予防とケア」エリア

お口の予防とケア - 歯とお口のことなら何でもわかる テーマパーク8020

ここが個人的に最高にオススメエリアです。

初見ではなかなか見つからない場所にめちゃおもろい文章があって、それがここから始まる「フッ化物と地球と生物」のお話です。

フッ化物 - 歯とお口のことなら何でもわかる テーマパーク8020

 

クラーク数表や、海の元素数などが示す物質環境から、生命が発生した環境における重要元素を見いだし、海水のフッ化物濃度が1.3ppmから6億年変化していないことから、痺れる知見を浴びせてくるスタイル。

こうした生物進化の海の環境は、6億年もの長い間、1.3ppmの安定したフッ化物濃度を保ってきたのですが、酸素やフッ素のようなきわめて活性度の高い元素が生物の進化に無関係であるはずはないのです。それどころか、酸素の場合と同様に、現在のすべての海棲生物にとって等しく1.3ppmのフッ化物濃度が最も好ましい環境であると考えることができるではありませんか。

最終的には、文章はフッ化物洗口(低濃度のフッ化物でうがいをして虫歯等を防ぐ処方)を推奨するものとして結論付けられますが、そこに至るまでの議論も丁寧だし、きっと好きな人はずっと眺めていられるタイプのページです。

 

自由行動の時間

いかがでしたでしょうか? 

自分自身まだまだ全部を見て回れていないので、もっと面白いページがこのテーマパークには潜んでいるのかもしれません。まあでもそれを探すのはいつでも良くて、なぜならテーマパーク8020は24時間営業、閉園時間も混雑も無くいつでも好きな時にそれぞれのアトラクションを楽しむことができるからです。今日は文章を読む気分じゃねえなって人は別に今日読むのをやめてもいいし、二度とこのテーマパークに訪れなくてもいい。このマジで最高なテーマパークは常に開かれていて、来る者を拒まず、去る者を追わないのです。

いつかこのテーマパーク8020が、ネズミーランドやUS○とかに並ぶ巨大テーマパークになって、いろんな団体や業界がこういうの仮想テーマパークをつくってくれたらめちゃ最高だなと思います。利用時間ごとにお金もとっていいと思うし……。

はい、挨拶が長くなってすみませんでした。

それでは解散です。気が済むまでいろんなエリアで遊んできてください。

www.jda.or.jp

年末年始の振り返り

皆様、あけおめandことよろです。

最近更新をサボっていたのには理由があって、scrapboxがめちゃくちゃ日記として有能であることに気がついたからです。特に作品の感想とかを体系的に組み込むのがとても楽で、後から見返すのを考えてもめちゃ便利です。割と抜け出せない。

でもまとまった文章のアーカイブとしてははてブロのほうが好きなので、やっぱりたまにはここに戻ってくることになるのだと思います。

というわけで、近況報告。

 

コミケに行ってきました。

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1日目はサークル側として参加しました(写真は2日目のものです)。

 

negishiso.hatenablog.com

上の記事にも記載していますが、まなロラ小説本を出すつもりでした。

しかし社会人として初コミケ(同人イベント)ということもあり、スケジュール感はめちゃくちゃです。原稿が印刷所の入稿締め切りに間に合いませんでした。コミケ前日にも完成しませんでした。コミケに向かう夜行バスのなかでも原稿を執筆し続けて当日を迎えました。原稿が完成したのはコミケ開場3時間前です。

文字数にして4万2千字、文庫本として90ページの原稿になったのはいいものの、流石にこの厚みでは製本の時間なんてありません。

なので、同人生活初の電子データでの現地頒布を試みることになりました(電子版なので「印刷費」という名目は使えず、二次創作は営利目的であってはならないという原理のもと、必然的に価格は0円となります)。

お品書きが存在していなかったので、開場のなかで急いで作成しました。

iPad proを持っていて良かった。データも作成できるし、印刷しなくても画面表示して置いておくだけでお品書きになってくれるので。

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20分くらいの突貫工事で作りました。ちなみに同人誌の正式タイトルは「シャボン玉とメイク」です。作者がタイトルを間違えるな。

ディスプレイも簡素です。プリキュア島なのにラブライブ!園田海未のマルチクロスを採用していますが、これは自宅出発前に気が狂いながら同人袋(同人活動をする際のアイテムを纏めたビニール袋)に手を突っ込むと園田海未を掴んでいたからです。

コミケでは隣の人から「ラブライブ!ですか。自分はプリキュアでの参加ですので、ジャンル違いですねえ」と話しかけられ、自分もプリキュア参加ですと説明するのに一苦労でした(その方が出されていたカプ本は自カプと対立する恐れがあるので、その後はできる限り会話しないようにしました)。

コミケでは開場アナウンスに拍手をする文化があるのですが、今回のアナウンスが「ただいま!」から始まったこともあり、少し泣きそうになりました。

でももっと泣けることがあります。新刊(電子版)の頒布(DL)数が0でした。

原因としては以下のことが考えられます。

プリキュアの二次創作小説の需要の無さ

②耳慣れない「電子頒布」

③文字数が多いことがお品書きにて明示されている

④ディスプレイがラブライブ!でありプリキュア島との統一感がない

⑤事前告知がほぼ無かった

⑥規制入場(事前チケット購入制)なので知り合いが来れるかは運次第

ラブライブ!からプリキュアへの急なジャンル変更

⑧ねぎしそに知名度・信頼感・コンテンツ力が無い

⑨無料頒布は逆に胡散臭い

めちゃくちゃあるな。まだまだ出せそう。自己弁護に長けているのでこういうのはいくらでも出てきますね。

ただ、頒布数が極小になることは読み通りでしたので(流石に0とは思いませんでしたが)、「自作を読んでもらう」という最大目的を果たすために電子頒布の特徴を活かし、エアコミケと称してコミケ開会と同時にネットでも原稿を公開しました。そちらは18回DLされていたので、正しい判断だったと思っています。

そんなこんなで、売り子さんにも心配をかけつつ(恐らくここまで誰も来ない同人イベントは初めてだったのではないでしょうか?)、さっさと撤収したのですが、帰り際に知り合いに「会えませんか」と声を掛けられました。

合流すると、すぐに一冊の本を渡されます。

「すみません、この本に見覚えはありませんか?」

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ん……この文字列、確かに見覚えがあるぞ?
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いや、これ間違いなく、今朝頒布したばかりのまなロラ小説なんですが……。

受肉している……精神的な本から物質的な本に……。

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栞まで付いている。クオリティがヤバい。

いま生きている人間のうち、どれくらいの人が「今朝頒布したばかりの電子版の原稿をその日のうちに製本されて渡される」経験をしたことがあるのでしょうか。自分はこれを見た瞬間にゲラゲラ笑ったのですが、冷静に考えると恐怖でもありました。本人は「一発ギャグのつもりでした」とのことですが、色々とレベルがおかしい。自分もこんなギャグを誰かに披露できる側の人間になりたいものです。

その方には何度も御礼をして、最近自分がハマっているいよわさん楽曲の素晴らしさについて語り合いました。その会話を先読みするかのように、『わたしのヘリテージ』の物理的なアルバムも頂いたので怖かったです。前からやりたいとTwitterで零していた作曲についての本も頂いたので勉強しようと思います。

ちなみにコミケで頒布した原稿にも懲りずに何度も修正を入れてしまったので、現状の最新版はpixivに投稿しているやつになります。

https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=16705340

トロプリ観てないとなんのこっちゃわからんと思うので基本スルーで大丈夫ですが、念のため。

 

②元日は酒を飲もう

時は戻って新年へ。

コミケが終わってからはずっと友人の家に入り浸っていました。

そして迎える2022年1月1日0時0分。

ずっと架空の美少女を眺めていました。今年もそんな一年になりそうです。ちなみに年越し動画で一番面白かったのはンゴです。除夜のンゴってなんなんだよ。

【#ちぐさんご】除夜のンゴを聞きながら年越しするちぐさんご【周央サンゴ、西園チグサ】 - YouTube

新年が明けてからはとりあえず寝て、起きて、友人が頼んでいた立派なおせちを食べました。北海道をテーマにしていたとのことで、美味しかったです。

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北海道をテーマにしているだけあり、北海道の形をした昆布が紛れ込んでいる。
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新年の酒としては、新入社員になりたて辺りに注文していた、まちカドまぞくコラボの日本酒をセレクトしました。「誰かオタクの友達ができたら話のタネになるし一緒に飲もうっと♪」と楽しみに取っておいたものの、地元で新たな友達ができることは一切なく、これまでの同期とも一切連絡が取れなかった(し、自分は彼らの連絡先を知らない)ために開封する機会がありませんでした。
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こんなにパッケージはかわいいのに……ちなみに味は普通でした。馬鹿舌とも言う。

その後、また寝たり起きたりVtuberの動画を見たりして、重い腰をあげて外に酒を飲みにいくことになりました。どうせ上野は元日からやっているだろと思って進んでみると、案の定やっていたので良かったです。

・大統領(上野)

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ここに来るまでに『シル・ヴ・プレジデント』を聞いていたのでテンションが上がりました。

実は大統領は久しぶりだったのですが、メニューを眺めていると「焼酎ハイ(レモン、梅干しverもあります)」と書かれており、その横に「レモンサワー」が並んでいました。何が違うんだ?と思いながら店員に「焼酎ハイのレモンとレモンサワーください」と言うと「それ、何が違うんですか?」と聞き返されて「ですよね」となった。友人の前で新年早々頭がおかしいやつになって悔しかった。俺が悪いのか?

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ほろ酔いになったので神田明神に行きました。俺は東京に住んだことがないのに、毎年初詣は神田明神に行っている気がする。何故?

わざわざ時間をずらして午後3時頃に行ったのに、馬鹿みたいに人が混んでいてキレました。「ここに並んでいるやつ全員馬鹿です」と誰かがひろゆきの真似をしたので、その通りだと思いました。並ばずにおみくじの箱が置いている斜め前のあたりから参拝をしました。賽銭はポニーの餌代の募金箱に入れておきました。200円。
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おみくじも引きました。中吉でした。

さて、ここでねぎしそクイズです。中吉と吉、どちらの方が縁起が良いか皆さんはご存知ですか?答えは神社によって異なるので考える時間ぜんぶが無駄です。それゆえこんなの何も書いてないに等しいので引く意味もないです。インクの染みがついた紙に過ぎません。金の無駄。でも引いてしまう。今もきちんと財布の中に保管しているので、ねぎしその論理と行動には一貫性がありません。まぁ人間だからそれで良いのだと思います。

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ちなみに、ラブライブ!のこれを見るためだけに神田明神に来たのはヒミツです。

μ’sic forever.........

 

・新時代(秋葉原
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大阪天満の新時代には行ったことがありましたが、東京では初だったので良かったです。伝串ピラミッドの安心感がすごい。なんとここはビール1杯が99円とのことで、全員気が狂ったように呑んでいました。太るのが嫌なので、自分は88円のハイボールばかり呑んでいました。

 

・四文屋(秋葉原

新時代で馬鹿みたいに呑んでから、さらに梯子酒へ。友人オススメの酒屋に移動しました。

ここの何が良いかって、キンミヤ焼酎の梅酒割りが呑めるところなんですね。
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並々に注がれたキンミヤに……。
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梅酒が注がれていき……。
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この色!最高の黄金じゃないですか。

これが美味いのなんの!マジで飛びます。ガチでやばすぎて1人3杯までという制限すらあるのですが、385円でこのぶっ飛び感は他では味わえないので、是非3凸して限界突破してみてください。個人的なお勧めは、もうひとつある「キンミヤのみりん割」を3杯目に持ってくるスタイルです。これはクセになる甘さでゴキュゴキュいけるのですが、生憎焼きトンとは合わないのでデザートワインのような感じで食後に飲むのがオススメです。

で、この四文屋の名物はキンミヤ梅酒割だけじゃありません。串が本当に美味しい。

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写真左のブタ冷製三点盛りも660円でこのクオリティは異次元だし、写真右の馬刺も、480円でこれは順当にうまいです。
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他にも色んな部位を注文して、味や食感の違いを楽しみました。こういう試みを何度もやっているのですが、部位を覚えられた試しがありません。

今回はいちいち部位ごとの感想をメモしていたので思い出せますが、毎回こんなことをしなきゃならないのならマジで降りますよ、人生。

ちなみにガツ冷製串がマジで良かったのでオススメです。

 

③作曲もしてみよう

目次の①では、コミケで自家製本を頂いた人から作曲の本も貰ったというお話を書きました。で、早速今日(2022/01/08)この方から作曲の仕方についてレクチャーしていただいたので、折角ですし記録したいと思います。

作曲の仕方ってなんぞ?という方にも分かるように書くと、今回教えてもらったのは

①作曲がどのようなプロセスを経るのか

②そのプロセスにはどのソフトが必要なのか

③各プロセスではどのような決まり事、快適な進め方があるのか

④それぞれのプロセスがどのような手順で有機的に結びつくのか

以上4点です。ご本人も一番苦労したと仰っていたように、特に助かったのは④です。お陰様で頭の中にある音楽をスムーズに外側に出す流れを理解することはできました。あとはその作業を効率化・熟練化させるプロセスに入ることになると思うので、ひたすら経験値を積んでいく感じになると思います。

まずはオリジナル曲……に進んでもいいのですが、最初はもう少しハードルを下げて、好きな曲のコピーをまるまる1曲真似しても良いかなとは思います。そっちの方が上達速度は速そうですが、楽しいのは勿論オリジナルを作る方なので、そこらは同時進行でもいいのかなとは思います。

とにもかくにも、昨日まで何ひとつ音楽が分からなかったのに、今日だけで自分の表現方法のひとつに「音楽」が加わった感動はすごいです(例えクオリティがまだまだだとしても)。

これも一重に例の方の尽力によるものですが(5時間かけて教えてもらいました)、その方のモチベとしては「作曲友達が欲しいから」とのことでしたので、期待を裏切らないように日々精進し、いつかは対等にお話しできるようになれればと思います。

とはいえ、音楽は本当に未知の世界なので自分が思っている以上に上達できないものかもしれない……その時はその時で地道にやっていきます。

目指すはいよわさんです。自分も絵も文章も音楽もかけるマルチタレントな人間になりたい……なってどうすんのって話ではありますが、やっぱりできることや表現手段は多い方が、今後の人生の時間の使い道が多様になっていいと思います。

知らんけど。

 

以上、年末年始の振り返りでした。

今年もよろしくお願いします〜。

行った店記録『ガラムマサラ』『新時代』『一軒め酒場』『寅屋 天満』

これは先々週くらいの出来事ですが、原稿を書くのに飽きたため久しぶりに記事を書こうと思います。

生来引きこもることを生業としてきたものだから、休日には一歩も外に出ずとも充実した日々を過ごせるおめでたい性格をしている私ですが、酒を覚えてからというものの唐突に酒を飲みたい欲求に襲われることがあり、そういうときは素直に欲望に従うことにしています。

この日がそうでした。酒が飲みたくなったのがお昼ごろ。でも地元の良い店をあまり知りません。というわけでいつものように安牌の大阪に行く。友達はいないので代わりにその時読んでいたポール・オースター『ムーン・パレス』を持っていきました。この記事を書く一週間前くらいに読み終わりましたが、面白かったのでオススメです。

 

①インドレストラン ガラムマサラ和歌山駅

居酒屋でバクバク飯を食って太ることがマジの課題だったので、地元のインドカレー屋で先に昼飯を食いました。ねぎしそ賢い。

店員はしっかりとインド人だった。インド人を見るたびにハンドルを想起するのだが、このミームに特に意味はないのに、毎回思考回路に割り入ってくるので腹が立つ。

それはそれとして、インドカレー屋のガラムマサラ率はあまりに高いんじゃないだろうか。いまさらながら、インド料理を出す以上、インド語(人はそれをヒンディー語と言います)を店名につけなければならない日本の社会に絶望する。別に『インドカレー Happy』とか『インドレストラン 和』とかがあってもいいと思うのだが、日本の社会はその店で出す料理の国籍を店名にまで押し付けないと気が済まないのだ。そういうのは多様性を欠いていてよくないと思う。自分は常に反体制側の人間なので、ねぎしそが日本料理店を海外に出すときには、絶対に「料亭 ガラムマサラ」という名前にしようと思います。

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で、これランチの「Cセット」なんですが、タンドリーチキンにサラダにデカいナン、ラッシーまでついて850円だからかなり破格だと思う。自分が札幌にいたときだと、これくらいで1000円はしたかなあ(たかが150円の差かよと言われるとそれまでですが)。

選んだのはテンプレのチキンカレーです。自分は結構インドカレー屋だとマトンカレーを選びがちなのですが(多分これはオタクあるある)、素直にチキンカレーを選ぶのが最適解っぽいことにようやく気付きました。ラム食うならジンギスカンでええんだわ。

タンドリーチキンも程よく辛くてよかったです。チキンカレーの辛さも最大の3に設定したのだけれど、普通にヒィヒィ言いながら食えるレベルでよかった。また来るかも。

 

②新時代(天満駅

で、腹を満たして電車に揺られ来たのが大阪の天満駅。なぜ天満駅かと言うと、飲み屋街があるだけでなく、ほかでもない「新時代」があるからなんですね~。

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さて、新時代の何が狂っているかというと、「休日含む毎日11時~18時までドリンク全品90円」とかいう謎のハッピーアワーである。しかも初手ではビールも1杯のみ90円で注文可能だから、頼まない方がおかしい。こんなふざけたことをしているから、俺みたいな乞食が列を成して、入店まで10分くらい時間がかかりました。くそったれ。ただ、ほかの居酒屋と比べて回転が速いので助かります。唯一画面中央のミニお通しで300円取られるのがかなり腹立たしいが、乞食のような真似をしているのだから罰を受けて当然みたいなところはある。自分に文句を言う権利はない。

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ビールをすぐに飲み終え、すぐに「メガハイボール(1L)」に移行しました。これも90円なんだから頭がおかしくなりますよ。

酒のお供にはやっぱり「伝串ピラミッド」! これ本当においしくて、絶対に10本はバクバクいっちゃうのでピラミッド(10本)で頼むことにしています。しかも1本50円だからいくら食っても罪悪感がない。最高すぎますね(ねぎしそはケチなので安いものが大好きです)。f:id:negishiso:20211220184850j:image

メガジョッキを2杯飲みほしたあたりでいい気分になってきたので、「海苔10倍磯部揚げ」とかいうゴキゲンな名前のメニューを頼む。350円。これかなりコスパいいです。海苔が10倍の磯部揚げがこんなにおいしいって知らなかったな。想像よりかはノリノリしてないんだけれど、しっかり味がついていて美味。卓上にある伝串専用のスパイスを振りかけるとさらに良かったです。

 

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最後に頼んだのは「伝串 赤」(90円)です。文字通りに伝串を香辛料で赤くしたやつで、ドラクエに例えるとスライムベスにあたる。これが微妙でした。おいしいかおいしくないかで言えばおいしいけれど、別に伝串の2倍の値段を払って食べるものではない気がする。自分のスライムベスに対する感情と同じです。スライムはいっぱい集まってキングスライムになるけど、スライムベスってキングベスにならないですよね。もりもりベスは逃げですよ。そういう詰めの甘さのことを僕は言っています。

というわけで(?)フルタイムの2時間飲んで食べて居座って、持ってきていたムーンパレスを読んで、会計1859円で終えました。安すぎる。こんなの2件目に行くしかないよ。

 

③一軒め酒場(天満駅

一軒め酒場に二軒めに行くという長年の夢を叶えました。新時代の隣なのでスムーズに入れます。店内は疲れ切ったおじさんばかりでサイコーでした。でもみんな飲み相手がいて幸せそうで腹が立ちました。自分にはムーンパレスしかいないのに……。
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最初に決めたのが一軒め酒場名物「バクハイ」。これはウイスキーとビールを混ぜたものらしく、未知の体験にドキドキしながら飲んでみると全然おいしくなくて草。正気か?こんなものを看板商品にするな。290円。

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こちらは「名物!煮込み」290円。汁はおいしいのだけど具はおいしくないです。普通に肉を煮込んだだけ。ぷりぷりとか食感の楽しさもないし見た目もしょぼい。ネギくらい乗せろよ。

……え、文句を言うならもっと高い金を払っていい店に行けって?それはそう。正論楽しいですか?

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文句ばかりですが、友達のムーンパレスがマジで面白いので実際はそこまでキレていません。あと一軒め酒場をフォローすると、次に頼んだ「しそサワー」「レモンサワー」(各190円)がかなりおいしくてよかったです。追加で「旨カツ」2本をソースと和風(おろしポン酢)でいただいたが、これもめちゃくちゃにおいしかった。「流石串カツの街大阪!」と店内で絶叫したが、この串カツは神田(東京)リスペクトの味らしい。どないやねん。

合計1273円で終了。

 

店を出てその辺をふらふら歩く。興味のある店は結構多いのだけれど、店が多すぎて絞れないし、案外ひとりで入って楽しい居酒屋ってのは見つけるのが難しい。

酒屋ではなくたこ焼き屋を見つけたので買いました。ねぎしそは別にたこ焼き殺しの家系に生まれたわけではないのですが、「見つけたたこ焼きは腹がはちきれるまで買え」と幼少期から教わってきたので、こういうことをしています。この辺りで昼にインドカレーを食った意味とかない気がしていました。

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味ですが、不味かったです。まあ幼稚園とか小学校の塀にありがちな在校生の自由な落書きを彷彿とさせる、いっさい統一感のないパッケージからして嫌な気はしていましたが……。右下の桃鉄の名産怪獣みたいなやつはなんなんだよと思いますし、真ん中のたこ焼き家族を見ていると、「自分が普段食べているたこ焼きは子供なのか?大人なのか?」を想像して怖くなってしまうので、マジであまりパッケージを見ない方がいいです。SAN値がたまる。もしかしたらこのパッケージを見て、ラヴクラフトクトゥルフ神話を書いたんじゃないか?

 

さて、たこ焼きで外れを引いたので悲しくなって帰ろうと思ったのですが、正直あともうちょっと飲みたいので往生際悪く天満駅周辺を徘徊していました。そこでようやくこの店に出会います。

 

④寅屋 天満(天満駅

いかにも良さそうな雰囲気があったのでホイホイされました。暖簾をくぐると、「もうテッポウとアブラしかないけどいい?」と言われ、本当は何もよくなかった(ほかにも食べたかった)けれど「いいです」と答えて入店しました。ここで同意が形成されたので二度と私は文句を言うことができません。

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飲み物は「三冷ホッピー黒」(400円)を注文。これがマジでよすぎて、飲んでいて笑いが止まらなかった。こんなにおいしいホッピー、本当に飲んだことない。以前に酒の本を読んで、どうやらホッピーは三冷(中と外と容器を冷やすこと)が一番おいしいらしいとは情報として持っていたのだけれど、まあ氷を入れたり瓶だけ冷やされていたり何も冷やしていなかったりと千差万別で、なかなか三冷には出会えなかった。そのなかでこれが飲めた感動!マジで黒ホッピーの濃厚な風味が楽しめておいしかった……。そういえばここは自分で注がなくてもいいんですね。


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これは「アブラ」(オススメ:たれ)。部位で言うと豚の小腸にあたります。実は酔っていたのとメニューを見ていない(先述のとおりアブラとテッポウのみだった)ので値段がわからなかったんだけど、多分1本200~300円くらいするんじゃないかな?けっこういい値段がすると思うんだけれど、全然払う価値ありの串です。1人でも2本がデフォなのでそれだけがネックだが(特にアブラみたく癖の強い脂質はキツイ)、それでも一度は食べる価値のある串だと思う。外は少しカリカリしているのだけれど、一口食べるとやわらかいアブラがぶわっと口のなかに広がって、一気に満足中枢(造語)まで快感が届きます。これはタレがベストですね。よかった。

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こちらが「テッポウ」(たれ)。テッポウとは豚の直腸をいうのだけれど、これが個人的大好き部位であるシロ(大腸)よりもずっと弾力が強く、濃厚なうまみを持っていておったまげました。もちろんテッポウがどこの部位かなんて入店時には一切わかっていなかったのだけれど、今回を機に覚えることにしました。シロとテッポウはあたり部位だ(アブラは1本だけ食べるなら最高)。

めちゃくちゃ満足の時間をすごしているうちに、店は瞬く間に回転、すぐに暖簾を外してしまった。時刻にして19時前後で、居酒屋にしてはびっくりするほど早い。次回も行くのが確定した店ではありますが、もっと早くにいくのがよさそうです。

 

というわけでこの日の居酒屋梯子は終了。すごく気持ちよかったし、いま思い返しても最高の時間だったなと思えるのでよかったです。本当はもっと大阪の別のエリア(特に中津とか西九条とか鶴橋とか)にも行きたいのだけれど、天満の居心地がよすぎてなかなか抜け出せない。自分が天満を出るキッカケになるような、オススメの店があれば教えていただけると嬉しいです。それでは~。

 

【追記】

なんとスライムベスの集合体、ベスキングが実在しました……。こんなの知らないと思っていたら、本編ではなく外伝で無限にイキリ散らかしているようです。許せない。自分はこいつを認めません。悔しかったら本編に出なさ〜い!(しかるねこ)

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人生に残るコンテンツ100選(最終更新:2021.12.09)

https://kageboushi99m2.hatenablog.com/entry/2021/12/09/010000

↑知り合いの間で人生に残るコンテンツリストを公開する流れが生まれたので便乗。

 

自分を形作っているコンテンツをかなり雑にまとめました。

特に本とかはあまり意識して入れていないので結構偏っている。

 

小学校入学以前

アンパンマン*1

新約聖書「マリアの受胎告知」*2

 

小学生低学年時代

ラブアンドベリー*3

ポケモンピンボール*4

ふたりはプリキュア*5

ドラクエ8*6

脱衣麻雀(ゲーム)*7

ダブルキャスト(ゲーム)*8

 

小学生高学年時代

学園アリス(アニメ)*9

推理の星くん*10

ドラベース*11

おもしろフラッシュ倉庫*12

黄金伝説(テレビ)*13

スキマスイッチ*14

 

中学生時代

らき☆すた*15

けいおん!*16

2ちゃんねる(またはss)*17

クラスの完璧すぎる女の子の弱点を暴きたい(ss)*18

星新一『処刑』*19

DEATHNOTE*20

CLANNAD*21

ARIA*22

神無月の巫女*23

ストライクウィッチーズ2第6話「空より高く」*24

テリーのワンダーランド*25

ゆめにっき(ゲーム)*26

デンシャ(ゲーム)*27

高校時代

魔法少女まどか☆マギカ*28

艦これ*29

きんいろモザイク*30

ラブライブ!*31

eufonius(音楽)*32

中川家*33

刀語*34

ドラクエシリーズ*35

逆転裁判シリーズ*36

星のカービィ64*37

マリオ64*38

スーパーマリオサンシャイン*39

ICO(ゲーム)*40

ワンダと巨像(ゲーム)*41

MOTHER2(ゲーム)*42

ジョジョシリーズ*43

エヴァ*44

 

学部生時代

μ's(3次元)*45

dアニメストア*46

幾原邦彦*47

アイカツ!*48

アイカツ!スターズ*49

田中秀和*50

円城塔*51

真下耕一*52

プリパラシリーズ*53

魔法つかいプリキュア*54

KING OF PRISM PRIDE the HERO*55

スタァライト*56

道満晴明 *57

石黒正数*58

押井守*59

スタニスワフ・レム*60

グレッグ・イーガン*61

テッド・チャン*62

ケン・リュウ*63

ホルヘ・ルイス・ボルヘス*64

ガールズ&パンツァー劇場版*65

 

大学院時代

スター☆トゥインクルプリキュア*66

進撃の巨人*67

秋山瑞人*68

徒然日和 *69 

ファイアパンチ*70

わが星*71

口ロロ*72

ウェス・アンダーソン*73

クリストファー・ノーラン*74

カズオ・イシグロ*75

SHOW BY ROCK!! ましゅまいれっしゅ!!*76

ストライクウィッチーズRtB第6話「復讐の猟犬」*77

私のジャンルに「神」がいます*78

ミスター・ノーバディ*79

クー嶺街少年殺人事件*80

デス・プルーフ in グラインドハウス*81

ゼルダの伝説BoW(ゲーム)*82

bloodborne(ゲーム)*83

 

大学卒業後

笹木咲*84

戌亥とこ*85

青い花*86

あ~んちゃんのあ~ん*87

トロピカル~ジュ!プリキュア*88

街裏ぴんく*89

わたモテ*90

濱口竜介*91

小津安二郎*92

笠辺哲*93

溺英恵『売れっ子漫画家×うつ病漫画家』*94

レイ・ハラカミ*95

赤染晶子乙女の密告*96

THE PLAY 現代美術の流れ*97

工藤哲巳*98

高松次郎『影』*99

宇佐美圭司*100

 

以上。

ほとんど百合やんけ。

*1:一時期はすべてのキャラを覚えていたらしい。一日の半分をアンパンマンを観て過ごしたと聞いている

*2:キリスト教支配下にある幼稚園だったので劇でやった思い出があります。ちなみに自分はキリスト役でした

*3:自分は男児向けコンテンツよりも女児向けコンテンツが好きだと初めて気付けた思い出深い筐体。男児である自分が触れることは許されなかったため、ムシキングをプレイする振りをしてラブアンドベリーを眺めていた。

*4:家が貧乏でゲームボーイアドバンスSPのソフトなどという高価なものは倹約対象となり、数年間ピンボールだけで遊んでいた。

*5:ニチアサはこれにしか興味が向かなかった

*6:親がプレイしているのを観て、俺がやりたいゲームはこれだと思った。

*7:親がプレイしているのを観て、俺がやりたくないのはこれだと思った。

*8:親がプレイしているのを観て、ゲームに無限の可能性を感じた。

*9:人生で初めて百合に目覚める。佐倉蜜柑に対して今井蛍が向ける感情が不思議すぎてこの二人から目が離せなかった。

*10:小学生ながらに天才の漫画だと思った

*11:ドラえもんという素材をうまく調理した最高の二次創作漫画

*12:笑いのツボの全盛期

*13:採ったど~!で有名な無人島生活をするアレ。おおよその人間はよゐこ濱口から入り有野のゲームセンターCXに移行する。

*14:本当にやりたくなかった剣道への送迎の時によく聞いていた。今聞き返してもどの音楽も素晴らしい。

*15:こなかが、本当に良すぎるカップリング。こなたには絶対に私がいないとダメなんだからと思い込むかがみん、「こなたのことがわからない」ということを一番よくわかっているかがみん、さみしがり屋のかがみん、愛おしい

*16:唯梓、本当に伝説の百合カプ。姉妹百合として唯憂が語られながらも姉妹では到達できない領域に音楽を通して入り込む精神性が良い。適当に音楽をやる唯と出会った真剣に音楽をやる梓は、僅かな学生生活を通じて真剣にやらない時間がどれほどの価値を持つのか知ることになる。先輩とは思えない先輩を通じて、上下関係が分からなくなり、だからこそ卒業による離別への思いが人一倍強くなる。可愛がりたい先輩と可愛がられて悪い気がしない後輩、あまりに強すぎる関係。

*17:唯梓に脳がやられて本当に何にも手が付けられなくなりしんどいことを部活の先輩に吐露すると「2ちゃんねる」と「唯梓ss」の存在を教えられ、以降人生が終わる

*18:もはや伝説のハスキー&メドレー。未だに釣りスレではないと信じている

*19:自分の人生観を決定的に変えた物語

*20:本当に天才だと思う。これほどまでに面白い作品を俺は知らない

*21:「人と街」という穂乃果と海未の関係のエモの下地を形成した記念すべきギャルゲー。オタクなので風子がいなくなるところでいつも泣くし、潮が出てきてからは永遠に泣いている。大人になると朋也による育児放棄へのヘイトが溜まるので子供のうちに触れるべき

*22:この世で一番の綺麗が集まっているアニメ。死ぬ前にはこれを大画面で垂れ流すと決めている。アリシアさんと灯里ちゃんの関係はアイカツ!のいちごちゃんと美月さんを超越したものがあり、アイドルアニメにおけるバトンなどよりもむき出しの醜い感情が向けられるのが本当に良い。綺麗なところだけで人間の醜さを映し出す天才的アニメ

*23:当時にしては珍しいテイストの百合アニメにして、しっかり結ばれるところまで描いたヤバアニメ。KOTOKO『agony』と『Re-sublimity』がいつまでも頭に残る。

*24:「見て、エイラ。オラーシャよ。」

「うん」

「ウラルの山に手が届きそう。このままあの山の向こうまで飛んでいこうか」

「――いいよ。サーニャと一緒なら、私は何処へだって行ける」

「嘘、ごめんね。今の私たちには還るところがあるもの」

「――あいつが誰かを守りたいっていう気持ちが、少しだけ分かった気がするよ」

*25:人生で初めてプレイしたドラクエ。本編を知らずにやる配合は最高に楽しかった。

*26:人生を揺るがすレベルのゲーム体験。無限の派生にも頷ける。

*27:未だにずっと覚えているゲーム。無視できない勢いがある。

*28:まどほむ、永遠にして頂点の百合カプ。叛逆ではいつか目覚めるものとされる永遠の願いの世界の崩壊を描かなかった点で大傑作だったが、今度出る新作でこのカプへの評価が変わる。

*29:大北。クレイジーサイコレズという言葉が流行り始めたこともありアニメ化では酷い目にあったが、原作では落ち着いた淑女として北上さんを想う姿に心が癒やされ、狂う。

*30:(カレ)しのアリ、詳細はこのブログ記事にて→

*31:穂乃果と海未。未だに妄執に取り付かれている。いつになれば救われるのかが分からない。これほどの百合カプに出会ったことが無い。百合の全てが詰まっている。底が見えない。脳の中でキャラが生き続けている。こいつらは脳内に音ノ木坂という街を作り上げた、永住するつもりだ!家賃は支払われない。先が読めない。怖い、恐ろしい、悔しい

*32:好きなアニメ音楽しかない

*33:こんなに面白い漫才をする人がいるんだっってびっくりしました

*34:割とかなり面白い。

*35:正直ゲームのなかにもうひとつの人生があるくらいには面白い

*36:こんなに楽しいゲームは初めて……

*37:圧倒的コピー能力の幅!3Dのある奥行き、魅力的なキャラとボス!最高のBGM!素晴らしい。

*38:マリオシリーズ最高傑作だと思う。これしかやったことないけど。

*39:サンシャインもやったことがあったので上のコメントは無しで。

*40:頭が可笑しくなるゲーム。言語が通じない不安が、いつしか手を通じて理由のない義務感や自己肯定感に変化する異様なゲーム体験。

*41:ボスとの戦いはやや単調だが、そのボスの造形が良すぎるのと、エンディングが驚くほど愛おしいのと。

*42:これのお陰で子供だけど大人になれました。ありがとう、糸井重里

*43:面白さしかない

*44:実際に面白いし……

*45:実はラブライブ!を知ったのは高校生だが、なかの人間に興味が湧いたのはμ'sが活動休止し、感情の行き場をなくしたからである。ここから人生は転落し、親から金を騙し取ったりバイトをしまくったりし、100万円近くを声優ライブ沼に落とす。結局いつまでも自分は声優にキャラを意識し続け、なかの声優さんを心の底から好きになることができたという自信がない。

*46:アニメ作品との多様な出会いを生んでくれたサービスに感謝しかない

*47:イクニ作品に出会えて本当に良かった。

*48:いちあおとあかスミとののリサのことしか考えられない。音楽が良すぎて書き切れない。

*49:ゆずリリとかいう幼なじみ百合、怖さしかない。音楽が良すぎてマジで書き切れない

*50:自分では理解できないロジックでキャラや感情を音楽に落とし込んでいる異様な作曲家。これまでに一度も聞いたことが無い音楽が次々と流れる。恐怖。

*51:自分を文学の道に連れ込んでくれた恩人。この世で最も死んで欲しくない人

*52:美少女ガンアクション三部作の産みの親。本当に感謝

*53:らぁみれ、あろみか最高!音楽もめちゃ良いです『Miss.プリオネア』は天才作詞

*54:みらリコとかいう全人類が好きなカプ。キュアップラパパ!

*55:実は映像と音楽の本気に圧倒されたのはスタァライトよりもこっちが早い

*56:まあ……同人人気はないですけれどかれひかは神なので……

*57:漫画と構成がめちゃくちゃ巧い人

*58:漫画が面白すぎる人

*59:戦闘描写が巧く映像が綺麗すぎる人

*60:ソラリス』と『虚数』が好きです

*61:しあわせの理由とか順列都市とか万物理論とか

*62:こいつはマジで天才。『あなたの人生の物語』は流石に怖いが、ルーツはヴォネガットスローターハウス5』なのでまあという感じ。それ以外もすごいけど

*63:すごく文章が巧いSF書き。日本人より日本のことを理解している作品が多い。

*64:『創造者』『アレフ』『伝奇集』というテンプレが好き。

*65:最後の大将戦の無音がビビるほど決まっているし、そこに行き着くまでのキャラの動き方が最高過ぎる

*66:ひかララ本当に好き。どうしたらいい?

*67:まあ流石に……

*68:自分が理想とする文章に最も近い人物かもしれない。絶対に真似は出来ないが、意識し続けてなんとか二世レベルにまで持ち込んでから死にたい。

*69:

*70:藤本タツキサイコー!って叫ぶタイプのやつ

*71:自分の演劇への見方をガラリと変えてくれた最高の舞台でした。

*72:自分の大好き音楽が詰まっておる

*73:オシャレな映画を撮る人

*74:かっこいい映画を撮る人

*75:妄想や愚かさを現実にある美しさとして描ける人

*76:ほわヒメと『キミのラプソディー』

*77:アニメ2期ではそこまで刺さらなかったエーゲルだが、この回で爆発した。ほのうみ好きな人は絶対に好きになるやつ。

*78:同人女の感情、本当に好きなやつです

*79:こんなに面白い映画があるんだと思わされる。

*80:こんなに美しいスタッフロールへの入り方ってあるんだと思わされる。

*81:こんなに気持ちいい映画ってあるんだと思わされる。

*82:異次元のゲーム体験。やってない人間に本当にオススメできるゲーム。

*83:狩人、血、クトゥルフ、意味のわからないところで文脈が紡がれ現実となっていく様は今読んでいる『ムーン・パレス』っぽい感じがするな。人形がとてもかわいい。

*84:絶対にハマらないと思っていたVtuber百合に俺を陥れた恐ろしい存在。お前もアンジュを堕としてみせろよ。

*85:純粋にカプとか関係なく「アハー↑」が好き。なんでなんだろう。人の笑い声でこんな気持ちになったの初めて。

*86:とてもいい幼なじみ百合だと思いました。呪いをかけちゃうところとか

*87:本当にすごくいい百合作品です。作品を描くことに自覚的だし、大人と子供の責任の違いなども明確に描けていてかなり良い。

*88:今はこれのまなロラに気が狂ってます♪助けて♪

*89:こんなに面白い漫談をする人がいるんだってびっくりしました

*90:飛び飛びだったので改めて最初から全部読み直してあまりの面白さに発狂するやつでした。ゆりモコは神だしかとモコもいいしネモクロもいいよね……

*91:呑み込まれる映画を撮る人 

*92:カッキリした映画を撮る人

*93:割と本物の天才だと思っている。ガモウひろしに近い

*94:かなり好き。映像表現が卓越している。

*95:びっくりするほど良い音楽。『owari no kisetsu』

*96:テーマにしても物語の構成にしても、良すぎた委員会が設立されました

*97:発想と時間の使い方が好き。大人数でやるのも良い。

*98:馬鹿デカい脳とかグロテスクなものがギリギリ芸術作品になるラインを攻めているように思えて好き。

*99:不在の者の影っていうのは、割と異次元で面白い

*100:相互関係によって成立している関係項や構造主義的な発想に基づいた空間とは別の画面構成の仕組みを導入する試みをしている……らしい。問題意識は性格や質と言った人間の個別性を決定付けるものをどのように画一的な情報の組み合わせで表現できるのか、というところっぽい。自分は今でもよく分からないが、とにもかくにも作品がめちゃ面白いのでそれだけで好きなヤツ。

絶対に自分と話が合わなさそうな人のラジオを聞く

最近、自分の行動が型にハマっていてよくない気がするので、通勤途中にラジオを聞くことにしている。もちろん、なるべく自分と全く趣味が合わなさそうな人たちの声を聞く。これが結構面白い。

 

①結婚したい乙女たちのアダルトーク

open.spotify.com

タイトル通り、結婚したいアラサー女子ふたりによるトークラジオである。

全部聞いているわけではないのだが、それなりに聞いてきただけでもそれなりに下ネタがあり、出会い系アプリを使って出会う男の話や、どういう男に性的に惹かれるかを語ったりして面白い。特に掲載している『#60「エロいな」と思う瞬間』とかを聞いていると、見事に自分は当てはまっていないので面白くなってくる。

こういうラジオを聞いていると、恋愛をするもの独自の空間や言葉遣いを聞くことができ、そのたびに「自分はマジで出会いや恋愛に一切興味が無いんだな~」と思えてきて良いのだが、この方々のように恋愛に興味を持てたらもう少し人生面白くなりそうだなと思わないでもない。これは酒が飲めない人が「酒飲めたら人生面白いのかな」と悩む感情と似ているのかもしれない。知らんけど。

ちなみにトークをするルナさんとお琴さんは結構喋りがうまく、聞いていて飽きないのがすごいところだと思います(小並感)。

 

②えりとさおりの賢い女じゃだめですか

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探り探りでトークをしている感じが素朴でいいのだが、なかでも傑作といえるのがこの「#18 全SNSの中でmixiが圧倒的に素晴らしい理由」である。タイトルからして面白いのだが、今時ここまでmixiに可能性を感じている人間がいるのかという驚きと、確かにいま必要なのはmixiかもしれないと思わせてくる論理展開がお見事。

簡単に説明すると、Instagramは自分の良いところしか掲載してはならず、Twitterはダメなところ(自虐など)しか掲載してはいけない風潮がある。ただ、それではどちらも自分の本当の姿を見せていることにはならないため、自分のダメなところと良いところを思う存分書き込めるmixiが素晴らしい、という話である。

こうして考えると、最近何かと話題になる青春マゾの観点から見ても、自虐が有効であるTwitterが主な繋がりの場になっているという気付きがあるし、そういう人たちみんなmixi行けばいいんじゃないかなと思えてくる。

 

③女ふたり、映画のばなし

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最近みた映画について語るトークラジオで、かなり時間をかけてじっくり話してくれるのが心地良い。

のだが、第41回「えんとつ町のプペル」でちょっと複雑な気持ちになった。というのも、パーソナリティの二人は結構プペルが好きなのだが、届いたお便りがまさかのプペル否定派というか、ちょっと小馬鹿にした感じの文章なのだ。それを読んで空気が死につつあるのが堪えきれずに自分は視聴を辞めてしまったのだが、誰か代わりに結局どうなったのかを聞いてみて欲しい。

 

④アラサー男子×2が中野の中心で、愛をさけぶ

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これも自分と全く価値観が合わなさそうな二人で良い感じだった。声だけ聞いていてもなんとなく遊び慣れた感があるのですごいと思う(小並感)。ただ、よく聞いていると案外こういう人たちも自分と地続きのところがあるのかもしれないと考える。例えば、自分からすればこういう恋愛をテーマにしたラジオをやっている時点でバリバリの陽キャなのだが、ふたりとも大真面目に自分は陰キャだと思っているのだ。こういう人にねぎしその生態系を見せると泡を吹いて死ぬか哀れんでくるかのどちらかだとは思うが、そんなクソな「陰キャ」マウントがしたいわけではなく、どのような人も実は自分を陰キャだと思っているのでは?という雑な気付きを得たのである(今更?)。

もちろん、恋愛についての考え方など大きく異なるところはあるかもしれないが、もし本当に誰しも陰キャで性欲を満たしたいがために陽キャを演じざるを得ないのであれば、もう少しいろんな人と仲良くなれる気がするのである。

いや、ブログでこんなことを書いている時点で無理か……。

 

⑤ラブレター代筆屋のひそひそ話

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これもたまたま見つけて、たまに聞いている。

そもそもラブレター代筆屋って何だ!?とは思うのだけれど、案外普通にラブレターを代筆する仕事らしい。なるほど、ラブレター代筆屋が存在するなら、俺も何か文章でお気楽に仕事をしたいなと思ったりするのだが、こういう仕事を真剣に自分の手で生み出す人にこそ、この仕事は相応しいので、自分は基本何も考えずに聞くようにしている。

驚くような職業の割には、案外対人関係を結ぶにあたって当たり前のことを教えてくれるので、そのあたりのギャップも面白いです。

 

このようにいろんな人の話を聞いていると、自分がかなりの割合で偏見を持って接する人間にもそれぞれ思考があり、生きていることが理解できるのでいい。自分みたいに自分と相容れない価値観の人間を全く理解できない人は、如何にも合わなさそうな人の考えや話を聞くと、考えが変わる可能性大です。自分は恋愛を楽しむ人に恐怖を感じなくなってきました。オススメです。

そういえばコミケに出ますよ~~~~~ん

www3.nhk.or.jp

開催されるかな~これ。

 

それはともかくコミケに出ます。新C99。

1日目(12/30)の東O42aのサークル「薬味生活」(新薬史観ではない)で、ジャンル「プリキュア」にて『トロピカル~ジュ!プリキュア』のまなつとローラのまなロラというカプの小説本を出そうと思っています。

でもサクカは「笹アン」です。しかも強欲なことに「ほのうみ」も出そうとしている。間に合わんて。

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本当にこれです。

 

でも頑張って本文を書いています。本当に頑張っているんです。なのにトロプリが分かる人で原稿見て感想をくれる人がマジでいないので、心が折れそうです!助けて!!!!!!!

 

ということで、今回は出す予定のまなロラ小説の本文を少し(3000字くらい)記載します。本当はpixivに投稿すべきなんですけれど、あそこにあげると本として出すことが(空気的に)確定してしまう。でもそこまで自分の筆の速さに自信はないので、無責任にここに載せて良い感じに承認欲求を満たそうと思います。

そもそもまなロラとかトロピカル~ジュ!プリキュアがわからんって人は公式サイトで人物紹介でも読んどいてください。

www.toei-anim.co.j

あ、ちなみにまなロラは公式で同棲していて、まなつは人間でローラは人魚で(基本的に魔法で人間の脚が生えている)、最近放送された第37話では、ローラがプリキュアとして過ごした記憶はそのうち完全に消されてしまうことと、実はまなつとローラは幼少期に出会っていたという幼なじみ設定も追加されました!!!!!!!!!!

マジでハマるなら今のうちです。興味が湧いた方はなんらかの手段で頑張ってトロプリを観てください。

よろしくお願いします。

 

(ここら辺で「オタクの女児アニメの二次創作とかキモッ!」って人はブラウザバックしてもろて……)

 

タイトル未定

【以下本文】

 

 まなつの鼻先をシャボン玉が掠めた。透明な球体はレンズのようにまなつとローラの顔を映し、背後にある椰子の木の色を持ち去りながら静かに弾ける。シャボン玉は意地悪なのだとどちらかが言った。表面で流れている虹色の油膜は人の目を奪う癖に、瞬く間に消えてしまうから。
 ローラはストローの先端を容器の中のシャボン液につけ、頬を膨らませて息を吹き込んだ。
 ふう~っ。
 シャボン玉は一度に数個、多いときで十数個生み出される。シャボン玉の一生は、まなつがまばたきする時間間隔とよく似ていた。まなつが目を開けている間だけ、シャボン玉はくりくりしたかたちを保っていられる。ローラは自分のまばたきが気になった。意識的に目を開こうと思えばいつまでも開いていられるが、意識すれば途端に目を閉じるのが怖くなる。一度閉じれば二度と開かない、死ぬ直前ってこんな気持ちかしらと思い始めたあたりで馬鹿馬鹿しくなって考えることを辞めた。乾燥した目は瞬いた。閉じた目は開けられる。ローラは死んでいない。当たり前をわざわざ確認する自分が可笑しくて、上がった口角を隠すためにストローの先端をシャボン液につける。
 ふぅ~っ。
「なに笑ってるの?」
 まなつがローラの頬を突く。まなつはとにかく察しが良かった。ローラが隠す大抵のことを探し当てる嗅覚と、それを見抜く観察眼を持っている。
 別に、と流しても流れないのがまなつだったから、ローラは仕方なくまばたきの話をすることになる。黙って聞くのかと思えば、ローラが「まばたき」という単語を発した瞬間に大声を出す。「そういえば!」
「人魚ってまぶたがあるんだね! すごいよ、トロピカってる!」
 まなつにもあるじゃないと素気なく返しても、まなつは首を横に振る。           
「魚にはまぶたがないんだよ」
 言われてみればその通りで、ローラは知らずに自分の目元を触っていた。まなつと同じように、ローラのまぶたは柔らかに湿った眼球を覆っている。
「お母さんがね、人間のまぶたは目が乾燥しないためにあるんだって。魚にまぶたがないのは、海にいて目が乾燥しないからだって言ってたよ」
「じゃあなんで海に住む人魚にまぶたがあるのよ」
「さあ、なんで?」
 もちろん回答権はローラにあるから、回答不能のローラにはシャボン玉を吹く権利があった。
 ふぅ~っ。
  まなつの鼻先をシャボン玉が掠めた。まなつはシャボン玉の一生をじっと見つめている。まなつが目を開けている間にシャボン玉は決して割れないし、まなつが目を閉じた瞬間にシャボン玉は割れる。そういうことになっている。
 ローラはまなつの隣で宙に浮く球体を眺めている。あの球体が弾けたとき、きっとまなつは目を閉じる。

   ○

 誰もいない台所を通り過ぎ、二人は夜の街に駆け出した。まなつとローラはお揃いのサンダルで湿った地面を踏みしめ、潮の香りが乗った夜風を楽しむ。深夜三時のことだった。
「静かね」
「うん」まなつは微笑む。「なんだかイケないことしているみたい」
 ローラはその語の意味を正確に理解できなかったが、「イケない」と口にするまなつの唇が艶めいて見えたので視線を外した。水気のある地面を踏む二人の足音が暗闇に響く。瑞々しいと思う。その音の湿り方は、「イケない」という言葉から連想されるイメージとよく似ている。
 夜に出歩くのは危険だとまなつは言った。否定したのもまなつだ。夜中に起き出し、わざわざローラの布団に入り込んで耳元で囁いた。
「ローラ、起きてる?」
「……奇遇ね、いま起こされたところ」
「やった。じゃあさ、コンビニ行こうよ」
 はあ?と首を傾げるローラに、まなつは白い歯を見せた。
「昔から夢だったんだ、深夜に肉まん食べるの」

 夜の街はいつもの風景が闇に溶けて見知らぬかたちになる。道筋に沿って均等に割り振られたはずの街灯は遠近感のせいで間隔が狂っていて、昼に聞かないキイキイした虫の鳴き声が一層街を異世界染みたものにする。コンビニまでの道中は、ふたりの他に誰もいなかった。まなつは気にしていないようだが、ローラは不安に思う。昼はあれほど賑わうあおぞら市が、夜を迎えただけでこれほど静かになるだろうか。はやくコンビニに着けばいいのに、そう思うローラに答えるかのように、道の向こうでは月明かりのように光るコンビニがふたりを待っている。
「コンビニだ!」
 まなつはローラの手を引く。ふたりのサンダルは少し濡れている。自動ドアが開き、来店者を告げるメロディが鳴った。乾いた床にサンダルの跡が残されていく。
「にっくまん、にっくまん、にっくまんま~ん」
 店内にはまなつの鼻歌だけが響いていた。店員の挨拶はなく、ふたりの他に誰かが動いている気配もない。ローラはご機嫌なまなつの手を離し、店内を見て回ることにした。セラミックタイルの床とサンダルが擦れる。嫌な音とともに綺麗な床を泥水で汚していく罪悪感だけが静かにローラを焦らせる。店内は静かだ。誰も見当たらない。
「すみませえん」ローラはバックヤードに向かって声を上げた。「誰かいませんかあ」
「寝てるんじゃない?」
 ローラはぎょっとして横を向く。いつのまにか隣にまなつがいて、肉まんを口いっぱいに頬張っている。
「えっ、ちょ、なに食べてるのよ!」
「なにって肉まんだよ。ローラも食べる?」
 はい、と差し出された手には半分に分けられた肉まんがあり、肉汁の溢れる餡からは白い湯気が立っている。
「そうじゃなくて」ローラはまなつの手から肉まんを奪い取って齧り付く。「ほはへはははっはほ」
「なんて?」
 ローラは返事より先に目の前の肉まんを選んだ。肉まんは冷めないうちに食べなくてはならない。あっという間に平らげてから、ローラは脂で汚れた指をまなつの服で拭いた。
「お金は払ったの?」
「食べてからそれ聞く?」
 まなつはゲラゲラ笑い、レジの前に置いた小銭を指さした。「大丈夫、ちゃんと払ってるから」 
「ならいいけど」
 本当は良くなかった。ローラの関心事は別のところにある。この街に訪れた静寂に、まなつは気がついていないと思っていた。けれどもまなつは店員のいないコンビニに慣れ親しんでいて、当たり前かのように肉まんを手にしている。
 何かが変だと思う。まなつも夜の街も。
 けれども美味しい美味しいと言いながら肉まんを食べるまなつの表情はいつもと全く変わらなくて、その横顔は思わず手を握りたくなるような親しみを持っていたから、ローラは何も言えず、ただまなつを信じることしか出来なかった。肉まんを食べ切ったまなつは口まわりを手首で拭い、汚れた手を自分の服で丁寧に拭いてから、その手をローラに差し出した。
「帰ろっか」

 コンビニを出て夏海家に戻る道のりのなかで、まなつはシャボン玉セットをポケットから取り出した。まなつが吹くのかと思えば、ローラに押しつける。
「なにこれ」
「吹いてよ」
「なんでよ」
「なんでも」
 夜の街にシャボン玉が浮き上がる。断る理由はなくて、ローラはシャボン玉を作ることが大好きで、そのことをまなつはよく知っていた。まなつはローラが頬を膨らませるのが好きだった。眺めていて飽きないと聞かされ、ローラは何と返せばよいのか分からなくて、照れ隠しにシャボン玉をたくさん作った。
 歩きながら作るシャボン玉は、ブロック塀に当たったり、電柱にぶつかったり、庭の木に衝突してすぐに破裂する。なかには衝突と街灯の光からうまく逃れたシャボン玉も生まれて、彼らは闇夜にすっかり消えてしまうから、その後の消息が掴めなくなる。
「思うんだけれど」まなつは目を細め、ストローを咥えて膨れたローラの頬を突いた。「きっとあのうちの何個かは、割れずに何処までも行くと思うんだ」
 ローラはシャボン玉を作り、「そんなのあり得ないと思うけど」と呟いた。ストローをシャボン液に浸す。
「分かってる。分かってるけど、もし割れないシャボン玉があるんだとしたら」
 まなつは指をくるくるさせて、にこやかに微笑んだ。
「それってすっごく、トロピカってるって思わない?」

 

【ここまで本文】

 

はい。

大体これで1/10から1/5くらいになるはずなのですが、時間もそんなにないしマジでめんどくせ~~~~~。誰か『屍者の帝国』における円城塔のような仕事をしてくれる人はいませんか?居たからといって絶対に書かせないとは思いますが……(そんな能力をもった人がいるなら自作を書いてもらった方が良いので)。

完成すればまた何かしら記事を書くかもしれません。それでは。

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あとは分かりますよね?

街裏ぴんくという、虚構を愛する漫談芸人

街裏ぴんくという芸人を知っているだろうか。

自分はこの動画で初めて彼を知った。癖の強い理科の教師が、極限まで虚言を重ねるとどうなるか、という実験的な作品である。この動画にオチというものは存在しない。

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正直に言えばこの動画は驚きの連続のみによって構成されており、(個人的には)そこまで面白くはない。誰にでもできるわけではないのだが、街裏ぴんくの圧倒的な語りが発揮されておらず、説明欄にもあるように、あくまで高校時代に友達に披露するようなネタでしかない。

けれども動画を見終わった後に、ただの虚言で片付けるには難しい不思議な感覚に襲われたのは事実だ。だから、もうひとつくらいはネタを見るかと適当に選ぶことにした。

そうして、自分にとってかけがえのない「図工」という漫談に出会うことになる。

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この話のあらすじはこうだ。

小学6年生の時のちょっと変わったクラス担任、真澄先生が図工の時間に「緑牛駅」というテーマで絵を描くように指示を出してきた。突飛なテーマに街裏は燃え上がるが、それまで気にしてもいなかった桃井というクラスメイトが、物凄い才能を発揮するという話。

まず設定からして面白いのだが、特筆すべきは街裏ぴんくの語りの巧さである。自分も覚えがあるが、子供の頃は周囲と変わったことがしたくなる時期だ。その気持ちを持った子供から見た真澄先生への憧れが言葉の隅々に染み渡っていて、言葉のすべてに感情が乗っている。またディティールの設定も完璧で、この動画を再生した瞬間に、辺りは一瞬で学校の教室になるのだ。

その後の話は実際にご覧頂きたい。自分は虚言の連なりのあまりの美しさ、作品の構成の巧さにしばらく空いた口が塞がらなかった。完成されていると思った。自分の作品がアイデンティティとなることで日常生活では得られない葛藤が為されるところは、藤本タツキの『ルックバック』にも通じる感動がある。自分の居場所は何処にあるか、将来はどこに向かうべきか、それを暗示させる真澄先生への言葉が重くのしかかり、動画が終わる瞬間にこの漫談を行う街裏ぴんくの顔と重なる。メタ的に、呪いのように街裏ぴんくを縛り付けながらも、そうして生み出された漫談が自分の胸を打っている事実に、暫く何も考えることが出来ず、彼の漫談とは時間を置く必要があった。

紛うこと無く、街裏ぴんくは天才だった。

 

そうして、今日ようやく他の漫談を見ることが出来たので、面白かったものを紹介したいと思う。

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これは「高槻プラチナ大温泉」という温泉のCMに彼が出演した時の話だ。この作品でもそうだが、とにかく街裏はディティールの設定が巧すぎる。この漫談を見終わったとき、自分は「高槻プラチナ大温泉」のCMを見ようと必死になって動画を検索した。

 

次に紹介するのは「少年」だ。

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この作品も優れていて、ホラーの構成を逆手にとった語りが面白い。ホラーと言えば非日常と日常の境目に恐怖を感じるものだが、ここでは非日常を徹底的に解体しようとする、その手腕が見事に光っている。最高だ。

 

続いては、小説のタイトルにありそうな「ある空港の存在」という漫談。

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この辺りになると虚言であることを隠そうともしないのだが、それはそれとして意味の分からない描写の繋がりが美しい。小田原の滑り止めのミニ空港(SMA)、百度水、びっこ、うらみっこ、無終尿という意味のわからないワードで展開される意味の分からないワールド、しかしその中には熱い物語が流れている。自分達が知らないような飛行機のなかでの本家と分家、「筑野ー!飲むぞー!」と叫ぶ街裏など、訳の分からないものを見ているはずなのに、感情が揺さぶられる稀有な体験が出来るのだ。

 

個人的に大傑作だと思うのは、「ホイップクリーム」という漫談である。

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この漫談では、街裏の痺れるワードセンスが輝く。

また頼んで乗して食べて、また頼んでその繰り返しで日々が過ぎていく。

気が狂うほどの黄色のハイエース

そんだけの白見たことある?そんだけの白ってね、鼻に来るんですよ。

後ろに警備員のおっちゃんがいまして、「向こうもっと甘いぞ!」

自分は確かに笑っているのだが、それ以上に言葉の組み合わせや感情の乗せ方に感動してばかりで、まともに漫談を聞くことができなかった。これに至っては構成やワードセンス、作品世界の作り込みなどが頭一つ抜けていると思う。マジで大好きな作品だ。

 

最後に紹介するのは、「チズニナイマチ」という漫談である。

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小学5年のアマリリスくんが「地図にない街に来てしまいました」という動画を投稿している、というネタなのだが、この漫談を聞いて自分は街裏ぴんくと虚構との関係に並々ならぬものを感じてしまった。

個人的に、虚構にはふたつのタイプがあると思っている。意味のある虚構と意味のない虚構だ。もちろんこの区切り方をすれば二つになるのは当たり前の話なのだけれど、漫談でよく使われるのは後者の方だと思い込んでいた。ベルクソンの『笑い』で、笑いを引き起こすものに意外性があると書かれていた気がするが、脈絡の無さはそれだけで笑いを誘発する。特にこの記事の一番初めに紹介した「ヤバヤバ先生のヤバ授業」がそうだが、あの虚構の連続に意味を見いだす人はあまりいないと思うし、それでいいのだろう。

けれども「図工」や「チズニナイマチ」は違っていて、ここには街裏ぴんくなりの意味があるのだと思う。後者の作品には特に、彼が涙を流すだけの意志が込められていて、きっと意味のある虚構だったのだろう。そういう作品に出会った時、自分はひどく疲れて何も考えたくなくなる。意味のない虚構は、虚構であるという時点で何も力を持たないはずである。それでも自分の心は確かに揺さぶられるから、訳が分からなくなるのだ。これが虚構の力だと信じている。

街裏ぴんくは虚構を愛する漫談芸人だ。もっと売れて、彼のことを話す人がずっと増えれば、それ以上に嬉しいことはないだろう。自分は近いうちにライブに行こうと思っている。