新薬史観

地雷カプお断り

【寄稿のお知らせ】文学フリマ東京38

 

無職の週報、更新していなくてすみません……。

無職でなくなったわけではなく、ただ以前よりずっと怠惰な無職になっただけです。また隙を見て更新していきます……。

 

さて、今回は寄稿のお知らせです。

この度、ななめのさんにお誘いいただき、ストレンジ・フィクションズ企画の 『留年百合アンソロジー ダブリナーズ』に中編を寄稿させていただくこととなりました。

ストレンジ・フィクションズ [文学フリマ東京38・小説|百合] - 文学フリマWebカタログ+エントリー

直近で申し訳ないのですが、明日5/19(日)の 文学フリマ東京38にて初頒布となります。ななめのさんからお品書きもいただきました。こんな感じです。

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この留年アンソロ、中身については後述ですが、何と言っても表紙が素晴らしく……というのも『またぞろ。』の幌田先生が手掛けているんですよ! 『またぞろ。』の留年百合に脳を焼かれたオタクとしては、このような素晴らしい企画に参加できてガチ僥倖でございます。

続いてその中身ですが、錚々たるメンツが並ぶなか、私は3万字程度の「ウニは育つのに五年かかる」という中編を寄稿しました。

お恥ずかしながら私は留年経験が無く、それゆえ留年という(人によってはセンシティブな)テーマとどのように向き合えば良いのか分かりませんでしたが、分からないなりにクネクネしていたらこのような作品に仕上がりました。

200字あらすじとしてはこんな感じです。

四歳の夢野まほろは、大好物のウニ軍艦を食べて失神する。その際に「オホーツク海を見渡せる小屋でメスのウニを育て、熟した卵巣を啜らなければならない」という天啓を得た夢野は、担任と母親とのサイコロ勝負を制して北大へと進学し、そこで出逢ったウニ頭の美里に一目惚れをする。まほろは美里目当てで美里の所属する映画サークルに加入したものの、美里の目はサークル部長で美里の高校同期でもある小春に向けられていて——。

 

自分でも気が付いていなかったのですが、これを読んだフォロワーから「少なくとも現時点では留年要素はゼロですよね」と言われてビビりました。確かに……。まぁでもきっと誰かは留年している or するはずです。

私は最近他の方の作品を読んで凹むことが多いので、私以外の寄稿者の原稿は全然読めていません。その上で無責任な発言をさせていただくと、私はともかく、みなさんめちゃくちゃ面白い(はず)です!

興味のある方はぜひよろしくお願いします🙇

 

※ちなみに今回か前回からか知りませんが、文フリは入場料として1000円徴収するようになったっぽいのと、事前に入場チケットを購入した方が良さそうな感じなので、当日思い立って「試しにぶらぶら行ってみようかな〜」くらいのテンションの方はお気をつけください。