新薬史観

地雷カプお断り

推しカプのために月の土地を買いました

推しカプのために(あるいは自己顕示欲のために)月の土地を買いました。

今日もイキっていますね。

ツイートの画像をここでも展開します。

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左から「月の地図」「月の土地権利書」「月の憲法」です。

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これが月の土地権利書。名義は高坂穂乃果園田海未になっています。発行日時は推しカプの真ん中バースデーをマイメロちゃんに出してもらって5月25日にしました。

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これが月の地図です。赤い四角の部分が今回購入した土地のある場所で、おおよそ南緯20-24度、西経32-36度の部分にあるとのことです。

 

さて、それでは気になる疑問に勝手に答えていきましょう。

Q1. どこで買えるの?

ここで買えます。

www.lunarembassy.jp

Q2. そもそも月の土地って買えるの?

なんか買えるっぽいですね。自分はこの前、『あの娘にキスと白百合を』2巻 第10話で言及されているのを見て初めて知りました。

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(月の所有権は欲しいだろ!)

詳細はルナエンバシー社のサイトで知ることができます。以下引用。

月の土地を販売しているのは、アメリカ人のデニス・ホープ氏。 (現アメリカルナエンバシー社CEO)
同氏は「月は誰のものか?」という疑問を持ち、法律を徹底的に調べました。すると、世界に宇宙に関する法律は1967年に発効した宇宙条約しかないことがわかりました。
この宇宙条約では、国家が所有することを禁止しているが、個人が所有してはならないということは言及されていなかったのです。
この盲点を突いて合法的に月を販売しようと考えた同氏は、1980年にサンフランシスコの行政機関に出頭し所有権の申し立てを行ったところ、正式にこの申し立ては受理されました。
これを受けて同氏は、念のため月の権利宣言書を作成、国連、アメリカ合衆国政府、旧ソビエト連邦にこれを提出。
この宣言書に対しての異議申し立て等が無かった為、LunarEmbassy.LLC(ルナ・エンバシー社:ネバダ州)を設立、
月の土地を販売し、権利書を発行するという「地球圏外の不動産業」を開始しました。

月の土地って?|ルナエンバシージャパン

 

月の土地を合法的に販売できることに気が付いたデニス・ホープ、すごすぎる。

それにしても、こういう抜け道があるのが憲法のいいところですよね。あたかも神がつくったかのような効力を発揮している憲法ですが、神が作ったなら抜け道はないはずなので、こういう細やかなところに憲法の人間味が感じられて好きです。

 

Q3. でも月の土地ってお高いんでしょ?

自分の分だけでいいなら2700円(税込)から買えます。

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www.lunarembassy.jp

ただ、推しカプのために購入する方は、「連名」に対応している「月の土地ファイルセット」を選ぶ必要があります。その場合、商品価格プラスもう一人分の土地料金(2700円)を合わせて、合計金額は1万円程度となるのですが、それでも体感としては結構安いですよね。

ファイルセットの料金内訳を見ると、くそデカファイル(税込4,950円)に購入代金の半分が持って行かれていることに気付きますが、ファイルに入れられた権利書の見栄えが結構良いので、お金に余裕があるひとはこっちのがいいと思います(そもそも推しカプの土地を買いたい人はファイルが必須になりますが)。

ちなみに、結構良い感じの土地の所有を示すカードも発行できるっぽいです(画質荒め)。

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https://www.lunarembassy.jp/shop/detail/002

自分は間違えてカード無しのプランで注文したのですが、カードのみの発行を880円(送料込)でやってくれたのでよかったです。多分そのうち届く。

ちなみに、購入するときに土地の広さを1エーカー(4047平方メートル)単位で決めることができるのですが、おおよその人にとって月にある土地が1エーカーでも100エーカーでも「何も活用できない」という点において近似だと思うので、1エーカーで問題ないと思います。もちろん、月の土地の高騰を見越して、今のうちから大量に所有しておくのもありかもしれません。

 

Q4. 月の土地買って何が楽しいの?

まあ、それを決めるのは推しカプなので……。

と推しカプ主体に話を運びながら、こっそりとTwitterに投稿して自己顕示欲を満たすことができます。こんな風にブログのネタにもなりますし。

でも純粋に「推しカプの土地が月にある」ってすごいロマンチックだと思うので、ロマンを金で買うことができるなら安いものかな~と思わないでもないです。月を見上げるたびに「あの辺りに推しカプの土地があるんだな~」という思考に至れる人ってそうそう居ないと思いますし、毎日見かける「月」において認識に決定的な変化をもたらしてくれることってなかなか無いと思うので、貴重な体験ができるように思います。

 

以上、月の土地を買った話でした。

皆さんも気が向いたら月の土地を買ってみてはいかがでしょうか。

自分は割とリピ確定で、今後もし大切な人ができたら、誕生日には何も考えずに月の土地の権利書を渡そうと思っています。月の土地の権利書もらって嬉しくない人ってあまりいない気がするので(値段を見たらガッカリするかもしれませんが)。