新薬史観

地雷カプお断り

年末年始の振り返り

皆様、あけおめandことよろです。

最近更新をサボっていたのには理由があって、scrapboxがめちゃくちゃ日記として有能であることに気がついたからです。特に作品の感想とかを体系的に組み込むのがとても楽で、後から見返すのを考えてもめちゃ便利です。割と抜け出せない。

でもまとまった文章のアーカイブとしてははてブロのほうが好きなので、やっぱりたまにはここに戻ってくることになるのだと思います。

というわけで、近況報告。

 

コミケに行ってきました。

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1日目はサークル側として参加しました(写真は2日目のものです)。

 

negishiso.hatenablog.com

上の記事にも記載していますが、まなロラ小説本を出すつもりでした。

しかし社会人として初コミケ(同人イベント)ということもあり、スケジュール感はめちゃくちゃです。原稿が印刷所の入稿締め切りに間に合いませんでした。コミケ前日にも完成しませんでした。コミケに向かう夜行バスのなかでも原稿を執筆し続けて当日を迎えました。原稿が完成したのはコミケ開場3時間前です。

文字数にして4万2千字、文庫本として90ページの原稿になったのはいいものの、流石にこの厚みでは製本の時間なんてありません。

なので、同人生活初の電子データでの現地頒布を試みることになりました(電子版なので「印刷費」という名目は使えず、二次創作は営利目的であってはならないという原理のもと、必然的に価格は0円となります)。

お品書きが存在していなかったので、開場のなかで急いで作成しました。

iPad proを持っていて良かった。データも作成できるし、印刷しなくても画面表示して置いておくだけでお品書きになってくれるので。

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20分くらいの突貫工事で作りました。ちなみに同人誌の正式タイトルは「シャボン玉とメイク」です。作者がタイトルを間違えるな。

ディスプレイも簡素です。プリキュア島なのにラブライブ!園田海未のマルチクロスを採用していますが、これは自宅出発前に気が狂いながら同人袋(同人活動をする際のアイテムを纏めたビニール袋)に手を突っ込むと園田海未を掴んでいたからです。

コミケでは隣の人から「ラブライブ!ですか。自分はプリキュアでの参加ですので、ジャンル違いですねえ」と話しかけられ、自分もプリキュア参加ですと説明するのに一苦労でした(その方が出されていたカプ本は自カプと対立する恐れがあるので、その後はできる限り会話しないようにしました)。

コミケでは開場アナウンスに拍手をする文化があるのですが、今回のアナウンスが「ただいま!」から始まったこともあり、少し泣きそうになりました。

でももっと泣けることがあります。新刊(電子版)の頒布(DL)数が0でした。

原因としては以下のことが考えられます。

プリキュアの二次創作小説の需要の無さ

②耳慣れない「電子頒布」

③文字数が多いことがお品書きにて明示されている

④ディスプレイがラブライブ!でありプリキュア島との統一感がない

⑤事前告知がほぼ無かった

⑥規制入場(事前チケット購入制)なので知り合いが来れるかは運次第

ラブライブ!からプリキュアへの急なジャンル変更

⑧ねぎしそに知名度・信頼感・コンテンツ力が無い

⑨無料頒布は逆に胡散臭い

めちゃくちゃあるな。まだまだ出せそう。自己弁護に長けているのでこういうのはいくらでも出てきますね。

ただ、頒布数が極小になることは読み通りでしたので(流石に0とは思いませんでしたが)、「自作を読んでもらう」という最大目的を果たすために電子頒布の特徴を活かし、エアコミケと称してコミケ開会と同時にネットでも原稿を公開しました。そちらは18回DLされていたので、正しい判断だったと思っています。

そんなこんなで、売り子さんにも心配をかけつつ(恐らくここまで誰も来ない同人イベントは初めてだったのではないでしょうか?)、さっさと撤収したのですが、帰り際に知り合いに「会えませんか」と声を掛けられました。

合流すると、すぐに一冊の本を渡されます。

「すみません、この本に見覚えはありませんか?」

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ん……この文字列、確かに見覚えがあるぞ?
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いや、これ間違いなく、今朝頒布したばかりのまなロラ小説なんですが……。

受肉している……精神的な本から物質的な本に……。

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栞まで付いている。クオリティがヤバい。

いま生きている人間のうち、どれくらいの人が「今朝頒布したばかりの電子版の原稿をその日のうちに製本されて渡される」経験をしたことがあるのでしょうか。自分はこれを見た瞬間にゲラゲラ笑ったのですが、冷静に考えると恐怖でもありました。本人は「一発ギャグのつもりでした」とのことですが、色々とレベルがおかしい。自分もこんなギャグを誰かに披露できる側の人間になりたいものです。

その方には何度も御礼をして、最近自分がハマっているいよわさん楽曲の素晴らしさについて語り合いました。その会話を先読みするかのように、『わたしのヘリテージ』の物理的なアルバムも頂いたので怖かったです。前からやりたいとTwitterで零していた作曲についての本も頂いたので勉強しようと思います。

ちなみにコミケで頒布した原稿にも懲りずに何度も修正を入れてしまったので、現状の最新版はpixivに投稿しているやつになります。

https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=16705340

トロプリ観てないとなんのこっちゃわからんと思うので基本スルーで大丈夫ですが、念のため。

 

②元日は酒を飲もう

時は戻って新年へ。

コミケが終わってからはずっと友人の家に入り浸っていました。

そして迎える2022年1月1日0時0分。

ずっと架空の美少女を眺めていました。今年もそんな一年になりそうです。ちなみに年越し動画で一番面白かったのはンゴです。除夜のンゴってなんなんだよ。

【#ちぐさんご】除夜のンゴを聞きながら年越しするちぐさんご【周央サンゴ、西園チグサ】 - YouTube

新年が明けてからはとりあえず寝て、起きて、友人が頼んでいた立派なおせちを食べました。北海道をテーマにしていたとのことで、美味しかったです。

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北海道をテーマにしているだけあり、北海道の形をした昆布が紛れ込んでいる。
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新年の酒としては、新入社員になりたて辺りに注文していた、まちカドまぞくコラボの日本酒をセレクトしました。「誰かオタクの友達ができたら話のタネになるし一緒に飲もうっと♪」と楽しみに取っておいたものの、地元で新たな友達ができることは一切なく、これまでの同期とも一切連絡が取れなかった(し、自分は彼らの連絡先を知らない)ために開封する機会がありませんでした。
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こんなにパッケージはかわいいのに……ちなみに味は普通でした。馬鹿舌とも言う。

その後、また寝たり起きたりVtuberの動画を見たりして、重い腰をあげて外に酒を飲みにいくことになりました。どうせ上野は元日からやっているだろと思って進んでみると、案の定やっていたので良かったです。

・大統領(上野)

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ここに来るまでに『シル・ヴ・プレジデント』を聞いていたのでテンションが上がりました。

実は大統領は久しぶりだったのですが、メニューを眺めていると「焼酎ハイ(レモン、梅干しverもあります)」と書かれており、その横に「レモンサワー」が並んでいました。何が違うんだ?と思いながら店員に「焼酎ハイのレモンとレモンサワーください」と言うと「それ、何が違うんですか?」と聞き返されて「ですよね」となった。友人の前で新年早々頭がおかしいやつになって悔しかった。俺が悪いのか?

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ほろ酔いになったので神田明神に行きました。俺は東京に住んだことがないのに、毎年初詣は神田明神に行っている気がする。何故?

わざわざ時間をずらして午後3時頃に行ったのに、馬鹿みたいに人が混んでいてキレました。「ここに並んでいるやつ全員馬鹿です」と誰かがひろゆきの真似をしたので、その通りだと思いました。並ばずにおみくじの箱が置いている斜め前のあたりから参拝をしました。賽銭はポニーの餌代の募金箱に入れておきました。200円。
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おみくじも引きました。中吉でした。

さて、ここでねぎしそクイズです。中吉と吉、どちらの方が縁起が良いか皆さんはご存知ですか?答えは神社によって異なるので考える時間ぜんぶが無駄です。それゆえこんなの何も書いてないに等しいので引く意味もないです。インクの染みがついた紙に過ぎません。金の無駄。でも引いてしまう。今もきちんと財布の中に保管しているので、ねぎしその論理と行動には一貫性がありません。まぁ人間だからそれで良いのだと思います。

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ちなみに、ラブライブ!のこれを見るためだけに神田明神に来たのはヒミツです。

μ’sic forever.........

 

・新時代(秋葉原
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大阪天満の新時代には行ったことがありましたが、東京では初だったので良かったです。伝串ピラミッドの安心感がすごい。なんとここはビール1杯が99円とのことで、全員気が狂ったように呑んでいました。太るのが嫌なので、自分は88円のハイボールばかり呑んでいました。

 

・四文屋(秋葉原

新時代で馬鹿みたいに呑んでから、さらに梯子酒へ。友人オススメの酒屋に移動しました。

ここの何が良いかって、キンミヤ焼酎の梅酒割りが呑めるところなんですね。
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並々に注がれたキンミヤに……。
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梅酒が注がれていき……。
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この色!最高の黄金じゃないですか。

これが美味いのなんの!マジで飛びます。ガチでやばすぎて1人3杯までという制限すらあるのですが、385円でこのぶっ飛び感は他では味わえないので、是非3凸して限界突破してみてください。個人的なお勧めは、もうひとつある「キンミヤのみりん割」を3杯目に持ってくるスタイルです。これはクセになる甘さでゴキュゴキュいけるのですが、生憎焼きトンとは合わないのでデザートワインのような感じで食後に飲むのがオススメです。

で、この四文屋の名物はキンミヤ梅酒割だけじゃありません。串が本当に美味しい。

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写真左のブタ冷製三点盛りも660円でこのクオリティは異次元だし、写真右の馬刺も、480円でこれは順当にうまいです。
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他にも色んな部位を注文して、味や食感の違いを楽しみました。こういう試みを何度もやっているのですが、部位を覚えられた試しがありません。

今回はいちいち部位ごとの感想をメモしていたので思い出せますが、毎回こんなことをしなきゃならないのならマジで降りますよ、人生。

ちなみにガツ冷製串がマジで良かったのでオススメです。

 

③作曲もしてみよう

目次の①では、コミケで自家製本を頂いた人から作曲の本も貰ったというお話を書きました。で、早速今日(2022/01/08)この方から作曲の仕方についてレクチャーしていただいたので、折角ですし記録したいと思います。

作曲の仕方ってなんぞ?という方にも分かるように書くと、今回教えてもらったのは

①作曲がどのようなプロセスを経るのか

②そのプロセスにはどのソフトが必要なのか

③各プロセスではどのような決まり事、快適な進め方があるのか

④それぞれのプロセスがどのような手順で有機的に結びつくのか

以上4点です。ご本人も一番苦労したと仰っていたように、特に助かったのは④です。お陰様で頭の中にある音楽をスムーズに外側に出す流れを理解することはできました。あとはその作業を効率化・熟練化させるプロセスに入ることになると思うので、ひたすら経験値を積んでいく感じになると思います。

まずはオリジナル曲……に進んでもいいのですが、最初はもう少しハードルを下げて、好きな曲のコピーをまるまる1曲真似しても良いかなとは思います。そっちの方が上達速度は速そうですが、楽しいのは勿論オリジナルを作る方なので、そこらは同時進行でもいいのかなとは思います。

とにもかくにも、昨日まで何ひとつ音楽が分からなかったのに、今日だけで自分の表現方法のひとつに「音楽」が加わった感動はすごいです(例えクオリティがまだまだだとしても)。

これも一重に例の方の尽力によるものですが(5時間かけて教えてもらいました)、その方のモチベとしては「作曲友達が欲しいから」とのことでしたので、期待を裏切らないように日々精進し、いつかは対等にお話しできるようになれればと思います。

とはいえ、音楽は本当に未知の世界なので自分が思っている以上に上達できないものかもしれない……その時はその時で地道にやっていきます。

目指すはいよわさんです。自分も絵も文章も音楽もかけるマルチタレントな人間になりたい……なってどうすんのって話ではありますが、やっぱりできることや表現手段は多い方が、今後の人生の時間の使い道が多様になっていいと思います。

知らんけど。

 

以上、年末年始の振り返りでした。

今年もよろしくお願いします〜。