新薬史観

地雷カプお断り

人は10分で何が書けるのか

特に書くことはないのだけれど、最近あまりブログを更新していないのと、そういえば人は制限時間を設けられたときに何を書こうとするのだろうと思いこの記事を書いています。もうすでに1分経ちつつある。タイピングミスが目立つせいで、これがちょっとは改善されるだけで全然スピードが変わりそうです。

無いことを話します。

この前、道端で倒れている女性がいました。見るとぜえぜえ言っていて、かなりしんどそうです。大丈夫ですか、と上から声をかけると「大丈夫なように見えますか」と質問に質問で返されたので、こいつ態度悪いなと思いましたが、女性の言うことも一理あって、流石に健康な人間には道路に寝そべってぜえぜえやるよりも楽しいことがいくらでもあるので、まあやっぱりこれは異常事態だろうと思って救急車を呼ぼうとしたのですが、私にとっては他人との通話自体あまりないイベントだったので、というより私がこの携帯に買い替えて本当の意味で電話を使うことが初めてですらあったので緊張で指が震え、どうしても119番ができません。私はあろうことか間違えて元カノの連絡先を押してしまいました。

プルルルル。

慌てて切ろうとしたのに、一瞬で通話状態になりました。私はもうどうしたらいいのかわからなくて、携帯を倒れている女性に渡しました。

「出てください!」

「消防隊の人ですか?」女性は汗を流しながら顔を上げます。

「多分そうです」

「もしもし」

『なに?』

「え?」

『なんか用事?』

「あの、救急車」

『てかあんた誰、あたらしい女?』

「病人にあたらしいとかあるんですか」汗をだらだら流して女性が私に聞いてきたので、「まあ最近はコロナとかなんとかありますからね」と言ってお茶を濁していたのですが、ここで10分が経過したので終わります。

 

【結論】

10分だと自分は嘘をつくことがわかったし、嘘をつくにしてもまともな話にはならない。