新薬史観

地雷カプお断り

金色のガッシュ!!とかいう神漫画。ココとシェリーとかいう最強の百合カプ。

こんばんは。みなさんは昨晩、どのようにお過ごしになられたでしょうか。

コーヒーを片手に映画鑑賞? 家族みんなでサザエさん? 死んだように寝てた?

自分はなんか知らんけどキモい記事かいたら拡散されまくって、終わりました。

主に胃が。次々飛んでくる引用RTの通知の喧しいことったらないですね。俺に言ってどうするんだというものが多すぎた。いや知らんがな。これ以上の通知はやめちくり~wと思っても、一度動き出したツイッターの拡散は、もはや暴走機関車のように止まらず、どんどん加速していくわけです。全員俊足でも履いているのか。

ブログのコメント欄も、楽しいことになりましたよ。ちゃんと文章を読んでくれている人、まったく文章を読めておらず記事のなかの単語にだけ脊髄反射してしまう人、嘘だと決めつけて譲らない人。

ここはオタクのビオトープですね。

削除することなく、大切に保存しています。生態系は守らなくてはいけないので。

あ、流石に、「知ってる!ここ○○ってお店でしょ!」と間違った(仮に合っていたとしても)店名を挙げていたコメントは全て削除しました。あなたの憶測に基づくコメントで、全く関係のないお店に迷惑がかかるようになります。マジでやめましょう。

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みなさんのお気持ち表明です

で、まあコメント読んでると、みなさん嘘松だと思ってますね。気持ちは分かります。

この件についてはマシュマロでも回答しましたが、一応ここでも書かせていただきますね。

マジで全部実話です。来店人数からその場にいた客の数からスマイルクーポンから唄う店員から俺のちゃおとりぼんのひよ恋とドリカノとかいうお気に入り作品まで全部マジの話です。

「マジなら証拠として店名出せよ!」という返しには、「これだけお店側にヘイト溜めている人間がいて、特定に繋がる情報を出すと思いますか」と返させていただきます。出せませんよ、何も情報は出せません。普段の客層と全く異なるキモオタ集団に来られた店も被害者ですからね。誰も悪くないんです。いや、喧嘩両成敗の雰囲気出しちゃったけど、普通にライブTシャツ着てた俺は悪いな……。

まあともかく、「誰も笑顔にならなかったスマイルクーポン」。

それが今回の記事のテーマです。それ以上でもそれ以下でもありません。キモさの一番搾りとか書いちゃいましたけど、オタクのキモさよりスマイルクーポンの皮肉さに気付いてほしかったな……。

と、まあインターネットの難しさにかなりメンタルをやられたのですが、アクセス数みたら面白かったです。

自分のブログの普段のアクセス数は3~10pvとかで、めちゃくちゃ零細ブログなんですが、昨日と今日で数値がバグりました。今までの累計と今月のアクセス数みたらわかると思うんですが、まあすごいことになってます。訪問先の記事を見てみると、このアクセスのうち1割が地雷カプの記事らしくて、そこは嬉しかったです。女性の方に特に評判がよくて、「自分が書いたのかと思った」というコメントが嬉しかったです。一人称がワシならパワーちゃんだなと思いました。

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今までの頑張り(アクセス数)がゼロに近似されました

 

で、ここまで昨日のことを書きましたが、そんなどうでもいいことよりも絶対に書かなければならないことがあるんです。

……。

自分、マジでめちゃくちゃ面白い百合漫画見つけちゃったんですけれど……。

 

「金色のガッシュ!!」って知ってます???

百合漫画なんですけれど……(2回目)

 

いや、本当に昨日の記事を読んだ方なら分かると思うんですが、自分はマジで少年誌の漫画を読んだことがないんですね。友達から借りたワンピース(新世界行ってドフラミンゴと戦うあたりで挫折)とナルトとボーボボくらい、あと脳噛ネウロは読んだかな。オタクなので。

で、マジでその程度の知識なので、少年誌の漫画を知らなさすぎるんですね。もう女の子が出てくる漫画とアニメばっかりです。男が出てきて何が面白いのか。汗臭いだけでは?

と、中高生はこんな感じだったので、成人済みした今になって、そろそろ失われた青春を取り戻すべきかなと。

そんで、僕たちのdanimeストアを漁っていたら見つけた、「金色のガッシュベル!!」に目を惹かれ、まあ見てみるかと再生してみたのですが……

第85話「迷えるシェリー 断ち切れぬ絆!」!!!!!!!!

 

亜ーーーーーーーーーーーーッッッッ!!!!!!(絶叫)

 

 

マジで絶叫しました。ここがキモオタポイントなんですが、自分、マジでアニメ見ながら絶叫しちゃうんですね。百合シーンを見るとマジで叫んでしまう。頭がおかしいんですかね。

まあそれはいいとして、だいたいアニメ90話までの石版編のストーリーでは、ココとシェリーの百合が物語の骨格としてあるんです。これ、マジで強い百合なんです。

でね、この関係がどんなものか説明すると(多分殆どの人は読んでるから、この歳になって感動しながら自転車の乗り方を説明してるようなヤバい奴に見えるかもしれませんがお付き合いください)

お嬢様として産まれながらも、厳しすぎる環境に疲弊するシェリー。母親から「なんで産まれてきたんだ」とまで言われて生きる気力を失い、大雨の日、まだ子供なのに、濁流に身投げします。

それを助けたのが、街の娘、ココでした。

「今は、今は苦しいかもしれないけれど……トンネルのなかみたいに真っ暗だけど……頑張って歩き続けて、いつか光を見つけるの……だってそうでしょ……出口のないトンネルなんてないもの……!」(書き起こし)

その言葉に救われたシェリーは、「生きる」ことを決意します。以来、ココとシェリーは親友になりました。かけがえのない親友です。

しかし、なんやかんやあって、ココは悪いやつに洗脳され、自分の住んでいた街を火の海に沈めるのです……。ココは「自分の意志でやった!」と笑いますが、シェリーは信じません。

いつか、ココを洗脳から救ってみせる……そう決意したシェリーが、アニメ80話分くらいかけて、ようやくココと再開して対峙する回が、この85話なんです。

わかりますか?ここだけでも熱い。最高なんです。

でも、この85話は更に行く。この先を見せてくれるんです。

ココは優しい子でしたが、少し不器用で、何でも出来るシェリーとは勉学などで差がありました。また、シェリーはお金持ちですが、ココは普通の町娘です。身分差があるんです。

ココは、シェリーに向かって、「ずっと貴方を憎いと思っていた」と言うんです。何でも持っている貴方が憎い、と。シェリーは、最初こそ「嘘よ!ココはそんなことを言わない優しい子よ!」と否定しますが、そのうち、どんどん「もしかして、本当に……」とココを疑うようになります。もうココのことが信じられないようになるんです。

でも最終的には、ココとシェリーが小さい頃に約束したおまじないの指輪とイヤリングを通して、シェリーはココの心の声を聞くことになります。

「助けて、シェリー」

「ココ……聞こえたわ! あなたの本当の声……!」

 

……えっ。俺は何を書いているんだ?

とにかく僕はここでボロボロ泣いたし、叫んでからはしばらく天井を見つめていました。マジで強いんですよ、幼なじみ百合、身分差百合、あなたに人生を救われた百合の三拍子が揃っているんです。よろしくないわけがない。非常によろしい。満点です。

 

で、石版編は無事にシェリココで終わり、「さて、それではピクシブシェリココ二次創作を漁りますかね……w」とサーチを掛けてみたのですが、自分はそこで泡吹いて死にます。

 

シェリココ】

イラスト3件、小説1件――。

 

え?

しかも、うち貴重な小説1件は、男主人公の成り代わりモノ!?

それはシェリココじゃないだろ!!!!!!!!!!!!!!!

(本当はスクショを貼りたいのですが、投稿者に迷惑をかけるので控えます)

 

しかも、石版編以降、ココは一切出てこないという情報も得まして、そこから自分は鬱病になってしまい、「シェリココがないのになんで百合漫画名乗ってるんだよ……」と思ってしばらく布団を被っていたのですが、別に向こうは百合漫画とは一言も言ってないんだよなと気付いてからは、普通に続きを見れるようになりました。

で、結局最終話の150話まで見切って、まあ面白かったんですが、どうもファウード編は、石版編よりも面白くない。なんか微妙なんですよね。

ちなみに、シェリココとかいうデカい百合に隠れちゃいましたけれど、石版編はめちゃくちゃ面白かったです。コルルという、ガッシュが優しい王様になろうと決意するキッカケになった子や、ティオとの出会い、清麿の成長、ヨポポの強さ、ダニーボーイのボーイがとれる瞬間、キッドとナゾナゾ博士の絆、レイラの洗脳からの脱出など、マジでいちいちエピソードが強すぎて、ほんまによかった。すんげえ面白かったんですよ。何度も泣いた。

でも、どうもファウード編は、なんか微妙だったんですね。なんでかわかんないんですけれど。もうシェリココが見れないと分かっていたからかもしれない。

で、そのまま「石版編は面白かったけれど、ファウード編は微妙」とツイッターで呟くと、マジで5人くらいから「それはおかしい、原作を読むべき」とリプライが来て、「ひえ~~~~」と思って2週間くらいかけてようやく昨日、拡散される記事を横目に購入しました。

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ファウード編だけ購入

シェリココが大量にいるならまだしも、男同士の戦いにお金がかかりすぎるのは嫌なので、ファウード編だけ購入しました。甘えてるねえ。

 

で、本当についさっき読み終わったんですが……。

よかった……。

本当によかった……!

泣きすぎて、鼻かんだティッシュが15個くらい山盛りになってる。

 

で、漫画とアニメでそんな変わるのかって話なんですが、実際にめちゃくちゃ変わっていました。

これ、何が原因かと言うと、アニメではゼオンが出てくるのが一番最後で、まともに話には関わってこないんですね。でも、漫画ではファウードの制御をゼオンが乗っ取るので、話の流れが全く違う。清麿がまず瀕死にならないし、脳へ続く通路の戦いもアニメには存在しないんですよ、だから中途半端なことになって、本来ならば完全に発揮されるエモがうまく機能していなかった。

こればっかりは、きっとアニメ制作の事情があったんでしょうし、当時としてはこれがベストだったんでしょうけれど、まあ、アニメで満足しなくてよかったなあと。

これだけは、漫画で読んで大正解でした。

シェリココは一切出てこなかったけれど……。

それでも、ビリーは最高にかっこいいし、テッドとチェリッシュなんて純愛貫きすぎてほんまに泣いたし、それ以降も、それぞれ全キャラが自らの想いをガッシュに託して魔界に帰るシーンのエモが強すぎる。何を食べたらそんな展開が思いつくんだ、雷句誠大先生。ラストバトルに至るところなんて、本が金色に光ってタイトル回収するし(ガチで聲(こえ)出た)、なんかアベンジャーズエンドゲームみたいになるし、最終的にはグレンラガンみたいになるし(あそこのキャンチョメかっこよすぎて無理だった)で最高でした。もうめっちゃ面白かった。シェリココは出てこなかったけれど。

最後も、ガッシュゼオンが仲良くしている魔界の光景を見るだけで、ほんまに素晴らしいです……。

シェリココいなかったけれど……。

最高の漫画をありがとうございました。

みなさんも読んだ方がいいですよ、「金色のガッシュ!!」

あ、もう読んでる? そう……。

 

ちなみに漫画は「金色のガッシュ!!」ですが、アニメは「金色のガッシュベル!!」で、タイトルからして違うらしいです。フォロワーから教えてもらいました。今日のトリビアですね。